4月12日(土)に、「上伊那医師会附属准看護学院」の建設工事の起工式が伊那市荒井の現地で行われ、地元県会議員として出席しました。
現在の施設は伊那市狐島にありますが、建設後60年近くが経過して老朽化しているため、移転改築するものです。
移転先の土地は伊那市の「富士塚スポーツ公園運動場」の西側にあり、近くに上伊那消防本部や上伊那薬剤師会の施設も立地しています。中央道小黒川スマートICから近い位置にあります。
准看護学院は定員が40名ですが、定員割れの状態が続いているため、改築後は30名になります。
地域医療にとって最大の課題は医療人材の不足ですが、今回の准看護学院の建設は地域の看護人材を安定的に確保することにつながります。
新たな施設は、これまでと同様に上伊那医師会館を併設します。
現状の施設は敷地が手狭でしたが、新たな敷地は充分な面積を確保し、駐車スペースも広く確保できます。
起工式当日は、近くの春日公園では桜が満開で大変穏やかな日となりました。新施設からは、南アルプスの勇姿を望むことができます(写真)。
私は、これまで一般質問や委員会の審査の中で、看護人材を含む医療人材の確保について発言をしてきましたが、伊那地域は医師や看護師等が不足している状況にあり、今後も引き続き発言をしていきます。