4月7日(土)に伊那西高校の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました。敷地内の桜の古木が満開となる中での式となりました(写真は新入生代表の誓いの言葉)。
伊那西高校は伊那市西春近にある私立の女子高校ですが、今年度の入学生徒数は142人で、5クラス編成です。
この高校は、勉学のほか部活動にも力を入れており、新体操は団体全国優勝・個人全国優勝の実績もあります。弓道やソフトボールも盛んです。最近では駅伝も始めました。
スピードスケートの小平奈緒さんも卒業生ですが、先に開催されたピョンチャン五輪では、500mで見事金メダルに輝きました。
私は祝辞の中で、「伊那西高校の卒業生である小平奈緒さんが金メダルを取ったことは、地域に住む者としても嬉しい出来事であった。その上で、レース終了後に銀メダルの韓国選手を抱き寄せ、ねぎらいの言葉をかけたシーンに全世界が感動した。これは小平選手の人間の大きさと温かさが表れたものだが、高校時代から培われたものと思う。」と述べました。
今、県では県立高校の高校改革を進めていますが、伊那西高校ではこれに先んじて教育改革を進めており、成果をあげていることは評価すべきと思います。
伊那西高校の卒業生は、仕事に対する姿勢が良い、挨拶ができる、礼儀正しいなど、社会人として大変評判がいいわけですが、これも高校時代の学校の教育内容が優れているからだと思います。
新入生には3年後には一回り大きい人になって、卒業して欲しいと願います。