5月30日(木)に伊那合同庁舎で上伊那地域行政連絡会議が開催され、地元県会議員として出席しました。
この会議は、上伊那地区にある県の14の現地機関の長と上伊那地域の県会議員が一堂に会し、各機関の重点事業などについて意見交換を行うもので、毎年度実施しています。
席上私は、以下3項目について質問や意見を述べました。
① リニアの開通に向けた対応について
リニア駅から県下各地に移動する場合の2次交通体系を確立する必要があり、このことについては県の責任において検討を進めることになっているが、現時点においては何も見えていない。どの部門が主体となって検討を進めるのか明確にし、その上でスピーディーな検討を進めるべきである。
② 森林づくり県民税について
県民税を財源にして地域の森林整備や松枯れ対策などを行う場合、予算確保が不十分なため、地域の要望に応えられていない。地域の実情や要望に応じて、弾力的な予算配分を行うべきである。
③ 地域公共交通計画について
先日、県から地域公共交通計画の素案が示されたが、特に過疎地域等における高齢者の移動手段の確保対策について記述されていない。高齢者の移動手段の確保は地域にとっては大変重要な課題であり、しっかりした対策を記述すべきである。