上伊那広域連合ごみ焼却施設工事が進む

上伊那広域連合の新しいごみ中間処理施設(焼却施設)の建設工事が進んでいます(写真。現在基礎工事が行われています)。

この施設は上伊那にある老朽化した3つの施設を統合して、新しい施設を伊那市富県地籍に建設するものです。

工事期間は平成28年2月から平成31年3月、工事費は159億円で、神鋼・ヤマウラ共同企業体(神戸市)が施工しています。

私は上伊那広域連合の助役として、また伊那市の副市長として建設候補地の選定や建設合意に向けた地元折衝などに、11年間従事させていただきました。

用地選定作業を開始してから候補地を選定するまで6年、その後地元の合意を得るまでは6年と、合計12年の長い期間を要しました。地元の合意を得る交渉は、困難を極めました。

先日ウォーキングを兼ねて現場に行きましたが(自宅から歩いて30分ほど)、建設機械が動き作業員が忙しく働く姿を見て、過去の苦しい仕事を思い出して、特別な思いがこみ上げてきました。

事故もなく、無事工事が進むことを祈ります。