三峰川堤防の桜満開

4月21日(金)に、三峰川サイクリング・ジョッギングロードをウォーキングしました。

三峰川右岸のロードの桜並木は、満開でした(写真)。

この桜並木は、地元の美篶小学校の児童の発案により、平成8年から植栽が始まり、現在は56本の桜が見事な花を咲かせています。

昔は三峰川の堤防には桜並木がありましたが、昭和30年代の三峰川総合開発事業の実施に伴い、堤防を工事用ダンプの道路として利用するために、多くの桜が切り倒されてしまいました。

総合学習の中でその事実を知った児童は、何とか桜並木を復活できないものかと考え、先生やPTAに働きかけました。

市では桜の植栽のために堤防の外側に盛土工事を行い、児童や関係者が力を合わせて植栽しました。

植栽後は児童らの手によって、消毒・除草・施肥・剪定などが行われています。

この桜並木から三峰川に沿って上流に進むと、何カ所かの桜並木があり、その先には「天下第一の桜」で有名な高遠城址公園があります。

市内には伊那公園や春日公園などの桜の名所もあり、花見には最高の季節を迎えています。