8月2日(木)に、宮田村で「伊南地域総合開発期成同盟会・太田切部会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。
この会は、太田切川水系(中央アルプスが源流)の総合開発の促進を目的として、水系の受益地である伊那市・駒ケ根市・宮田村の行政・関係地区・土地改良区・財産区・農業委員会・水利委員会などを構成員として設置されています。
主な活動は、流域の治山・治水・砂防・河川整備の促進や水利調整などです。
太田切川に関連する工事等は、国交省(天竜川上流河川事務所)、林野庁(伊那谷総合治山事業所)、県(上伊那地域振興局・伊那建設事務所)により毎年度4億円程度の規模で実施されていますが、砂防堰堤などは1個所にかかる事業費が巨額であるため進捗状況が遅いのが現状です。
今後も会の活動を積極的に行い、事業に必要な予算獲得につなげていかなければなりません。
私はあいさつの中で、「先の西日本豪雨災害や昨年の九州北部豪雨災害を見ても、防災のためのハード・ソフト両面の対策が必要。近年の自然災害は気候変動によるものであり、排出CO₂の削減対策を急がなければならない。合わせて、災害に強い森林づくりを行わなければならない。」と述べました。