8月7日(金)に、伊那市で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。
同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。
この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が護岸から越水したり、未整備の護岸が浸食されることがあり、災害には弱い川です。
この川は、下流になるほど川幅が狭く、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に整備を進めなければなりません。
普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられないほどの大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。
河川整備と並行して、上流部の森林整備や砂防施設の整備も合わせて行う必要があります。
近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の上下流域にわたる防災対策を早急に進めなければなりません。
総会の前には、出席者全員で整備が必要な箇所の現地調査を行いました(写真は伊那市西箕輪大萱地籍)。
総会の席上、同盟会長から地元県会議員と伊那建設事務所長に事業促進に関する要望書が渡されました。
私は地元県会議員として、今後も地域の安全安心のために活動していきます。