7月19日(火)に、伊那市高遠町藤沢地区で「信州やまほいく(信州型自然保育)」を語る会が開催され、地元県会議員として出席しました。
この会は、「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が開催したもので、保育園の山での保育の見学、中島副知事の講演、参加者による意見交換が行われました。
現在県では、森林や自然を生かした長野県ならではの自然保育(信州やまほいく)を進めていますが、高遠第2・第3保育園は昨年県から「やまほいく」の認定を受けました。
高遠町藤沢地区は過疎地域で人口減少が進んでおり、保育園児数が減少してきたことから、園の存続が危ぶまれていました。
そこで、地域住民が立ち上がり、何とか園を存続させるために、自然保育を生かした魅力ある園にしようと、地域をあげて園の活動に協力しています。
認定園になってからは、都会地からの移住先の候補として、この地域を選択しようとする人が出始めています。
この園の活動が評価され、園児数が増えていくことを期待します。
ここで育った子供たちは、きっと将来この地域を担うすばらしい人材になるだろうと思います。
こうしたことが、地方創生の真の姿だと思います。