6月23日(火)に一般質問を行いましたので、主な内容について報告します。
今回は、新型コロナに関する課題として、高校改革についてです。
・ 県教育委員会は県内4つの旧通学区に関して、「高校再編・整備計画(1次)」(案)を策定し、今年3月に公表した。
・ 新型コロナの影響で、高校改革に関するスケジュールに遅れが出ることが懸念される。
・ 県教委では平成30年9月に、この再編・整備計画の前提となる「高校改革・実施方針」を策定した。
・ この実施方針の中で、「子どもたちは変化に翻弄されず、変化に取り残されず、新たな社会を創造する力を学びの中から培っていく。」と記述されており、まさにコロナ後の時代にはこの方針が当てはまる。
Q1 「高校再編・整備計画(1次)」(案)の確定に向けて、今後どのように取り組んでいくのか?
A1(教育長) 今後県民への説明と周知を図り、県議会等での議論を経て計画を確定する。地域への丁寧な説明を行いつつ、県議会や総合教育会議での議論を踏まえて計画を確定する。
Q2 統合新設校の開校に向けて、地域の理解と協働をどのように進めていくのか?
A2(教育長) 統合新校の開校に向けては、具体的な検討を進めるため、新たに再編実施計画検討委員会(仮称)を設置し準備を進めていく。この検討組織では、地域と協働して目指す学校像のビジョンを明確にするとともに、設置学科などの細部を確定する。
※ 統合新校の学校像・教育内容や設置場所などについては、再編実施計画検討委員会で検討することが明らかになりましたので、委員会での前向きな議論に期待したいと考えます。