高遠高校と老人介護施設の連携協定

 

 4月26日(水)に、県立高遠高校(伊那市)と老人介護施設「みぶの里」(社会福祉法人「しなのさわやか福祉会」設置。伊那市美篶)が連携協定を締結しました(写真は3月に開催された高校駅伝の選手を施設の前で応援する入所者)。

この協定は、教育と地域福祉の充実を図り、将来の福祉を担う人材を育成することを目的としています。

高校では、施設の職員を講師として派遣してもらうことができます。

また、高校生は施設でボランティア活動を行い、福祉の現場を体験することができます。

施設にとっては、連携活動により高遠高校の卒業生や進学後の就職先の有力候補となるなど、メリットも大きいと思われます。

福祉コースがある高遠高校と高齢者複合施設であるみぶの里の連携は、双方の特長を生かしながら大きな効果を期待することができますので、今回の連携協定の締結は大変素晴らしいと思います。

県内にはこのような例はありませんが、高校と施設の連携が県内に広がることを期待します。