2月18日(金)に公表された県の令和3年度2月補正予算案(追加分)に、高校の特別教室等のエアコン設置に要する費用が計上されました。
この補正予算案は、開会中の2月県議会に追加して提出されます。
これまで県立高校では、猛暑対策として平成30年から令和2年にかけて50億円をかけて普通教室にエアコンが設置されました。
しかし、特別教室や職員室等の約7割の部屋には設置されていません。
そこで、昨年6月に県立高校の同窓会長を務めている9名の県会議員が、知事と教育長に対して県立高校へのエアコン設置を要望しました。私も伊那北高校の同窓会長として要望活動に参加しました(写真は知事に要望する酒井)。
近年の猛暑は異常であり、普通教室のみに設置されているだけでは不充分です。
今回設置することが決まったのは、その教室でなければ授業を行うことが困難な教室で、優先的に配備されます。
特別教室の整備対象は、生物室・科学室・美術室・職業科の実習室などで、整備費用は13億円です。
今回の補正予算案に計上されたのは、令和4年度に行う工事費と5年度に整備する工事の設計費の5億5千万円です。
昨年の要望活動が一部ではありますが実現することになります。
整備後には、改善された環境の中でしっかり学習に励んでほしいと思います。