議員研修調査を実施(2)

12月12日(火)・13日(水)に自民党県議団の研修調査を実施し、参加しました。

今回は、県東京事務所等を調査しました。

調査の内容を2回に分けて報告します。

3 台東区立・浅草文化観光センター(台東区雷門)(写真は台東区HPより)

(1)台東区のインバウンド戦略

・ 台東区には上野・浅草という観光地があり、年間観光客数5千万人(長野県9千万人)、うち外国人800万人(長野県70万人)で、外国人の観光客が非常に多いことが特長です。

・ そこで、外国人観光客の誘致に力を入れています。特に、東南アジアは経済成長により中間層や富裕層が増加しているため、ここをターゲットにしています。

・ 受け入れの対策としては、①多言語観光案内板(WiFiアクセスポイントも付加)の設置などのおもてなし環境の整備、②シティーセールス(旅行博への出展や国外メディアの取材受入)や多言語SNS観光情報発信など観光プロモーションの推進③隅田川花火などの観光事業の開催④広域的観光案内拠点としての「浅草文化観光センター」の機能強化などを行っています。

(2)浅草文化観光センター

・ 雷門の向かいにあり、8階建てで平成24年に開設しました。

・ 世界的にも著名な建築家の隈研吾氏が設計しています(コンペによる)。

・ 観光案内所・観光ボランティア事務所・センター事務所・会議室・展示場・展望テラス・飲食店・外貨両替所があります。

・ 年間120万人が訪れ、うち外国人は3割です。

・ 1階の案内ロビーでは、4か国語による観光案内を行っています。案内はボランティアの皆さんが活躍しています。