新型コロナと献血

8月17日(月)に、伊那市役所で献血をしました(写真は献血バス)。

当日は、多くの市職員や市民の方々などが献血に協力していました。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、献血をする人が減少しています。

これは、外出の自粛やイベントの自粛、テレワークの推進などによるものと考えられます。

このままの状態が続けば、県内でも輸血用の血液の供給に影響が出てしまいます。

採決された血液は保存可能期間が短いため、常に一定程度の血液を確保しておく必要があります。

献血量の確保の如何に関わらず、輸血は適時に行わなければならず、保管血液量が不足することにでもなれば、まさに命にかかわる問題です。

特に近年は高齢のがん患者に対する輸血の需要が増えていることから、献血量を増やしていかなければなりません。

献血ができるのは、400㏄の場合男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳で、年間で男性は3回まで、女性は2回まで行えます(献血後3月経過していることが条件)。

私は、平成28年6月議会定例会で、献血推進について一般質問を行いました。全国的に若年層の献血者が少なく、県内では県立高校の献血実施校の割合が全国最低レベルであることから、献血推進の施策を強化するよう提案しました。

献血は事前予約ができるため、献血者が献血会場に集中することによる感染リスクを避けることができます。

献血は全く苦痛もなく短時間で終わり、血液検査の結果を知らせてもらえるので、自らの健康管理にも役立ちます。

献血は最高のボランティア活動です。是非多くの皆さんの協力をお願いします。