11月11日(金)に、東京都千代田区のイイノホールで総務省主催による「地方議会活性化シンポジウム2022」が開催され、議会運営委員会委員長として参加しました。
地方議会を取り巻く環境を見ると、地域の多様な民意を反映することが求められる中で、投票率が低下したり無帳票当選が増加傾向にあり、またなり手不足が深刻な状況にあります。
そうした中で、議会に女性や若者をはじめ多様な人材の参画と、デジタル技術を活用した議会への住民参加を促進することが求められています。
そこで、議会を活性化するヒントを得ようと、今回のシンポジウムが企画されました。
テーマは、「地方議会をより開かれたものへ~多様な人材の参画に向けた取り組み~」です。
専門家による基調講演と先進的な取組をしている地方議会の議員等によるパネルディスカッションがありました。
パネリストの一人である東京都台東区議会議員の本目さよ氏の発言は、大変参考になりました。
本目氏は現在3期目で40歳、一児の母親であり、一般社団法人「WOMAN
SHIFT」の代表理事を務めています。
この法人は、「届きづらい女性の声を政治につなぎ、1つずつ実現していく」ために様々な活動をしています。
氏は女性に係る課題として、「そもそも議員になろうと思わない」「議員になり方を知らない」「議員になっても辞めてしまう」ことがあるため、法人の活動を通じて解決していこうとしています。
今後の活躍に大いに期待したいと思いますし、長野県においても多くの女性の皆さんが議員として活躍するよう願います。