安曇野市の太田寛市長が11月28日に病気のため急逝されました。10月に市長に再選されたばかりですが、69歳と若くしての死であり、市民を中心に各方面で大きな衝撃を受けています。心からご冥福をお祈りします。
太田さんとは京都大学の同窓生であったことから、私は伊那市職員として若い頃から親しくさせていただき、また大変お世話になりました。
太田さんは大学卒業後県職員となり、田中知事誕生後には、知事と高校(松本深志)が同窓であったこともあり、若くして部長に抜擢されました。その後阿部知事(田中知事時代の副知事)が誕生してからは、副知事に抜擢され2期務められました。
太田さんは副知事時代から持病がありましたので、私は市長という激務にあたることに不安を覚えました。首長は責任が重く、24時間365日休みなしの大変な仕事です。
2017年9月には太田知事が上伊那に調査に来られましたので、国道153号伊駒アルプスロードの予定ルートについて現地調査をしていただきました。当時は事業着手前でしたが、私の地元が予定ルートに当たっており、このルートが地域を分断することから、ルートを変更してもらうよう要望しました(写真は私の事務所の前で太田副知事と)。
残念ながら、予定ルートは変更されることなく都市計画決定され、ルートが確定してしまいました。


