暴力追放・地域安全市民大会に参加

10月15日(土)に「暴力追放・地域安全・伊那市民大会」が開催され、地元県会議員として参加しました。

この大会は暴力追放・地域安全・交通安全を推進するために、伊那市・伊那市防犯協会・伊那市交通安全協会の共催で毎年開催しており、20年以上にわたって継続して開催しています。

市中パレードについては、コロナ感染防止のため今年度は中止しました。

近年各地で暴力団の抗争による事件が多発しており、市民が巻き込まれる心配が高まっています。

また、特殊詐欺が多発していますが、手口が巧妙化しています。詐欺は暴力団の資金源になっていることから、何としても被害を減らしていかなければなりません。

交通事故は減少する傾向にありますが、高齢者が被害者や加害者になる事故が多発しており、効果的な対策を進めなければなりません。高齢運転者による事故防止ついては、9月議会の一般質問で警察本部長に質問しました。

式の中で私は、「この大会は長期にわたり毎年度実施しており、様々な成果が出ている。暴力団による発砲事件や凶悪事件が起きていないのは、大会実施の大きな成果である。暴力団は、大会や市中パレードの実施を嫌がる。嫌がることを今後も続ける必要がある。伊那市の取組は、県下でも進んでおり、今後も関係機関が連携して活動を進めて欲しい。」と激励の言葉を述べました。

自分たちの地域は自分たちで守るという姿勢で、日頃から活動を進めなければなりません。


県議会9月定例会が閉会

 

9月22日(木)に開会した9月議会定例会は、10月12日(水)に開会しました。

最終日には知事提出議案の採決が行なわれ、全ての議案が原案のとおり可決されました。

主な議案は、コロナ関連の補正予算案などです。

議会の会期中は議員会館に泊まり、毎朝善光寺まで散歩をしています。先日は善光寺の宿坊の一つである「正智坊」の玄関先に植えられた柿と楓が美しく紅葉し、キンモクセイが甘い香りを漂わせていたことから、思わず歩みを止めてしまいました(写真)。

長野もこのところ朝夕はめっきり冷え込んでいますが、これからは木々が色づいて深まりゆく秋を楽しむことができます。

次の11月定例会は、11月30日に開会する予定ですが、9月議会の閉会日からあまり間隔がないため、一般質問を作成するための準備が忙しくなりそうです。

9月議会は会派の中で質問者が多く、私の質問の持ち時間は15分しかなかったため、十分な内容の質問ができませんでしたが、11月議会ではしっかり持ち時間をいただき、内容の濃い質問にしたいと思います。

 


河川・県道整備・治水の要望活動

10月12日(水)に、県庁で伊那市関係の各種期成同盟会による県への要望活動が実施され、地元県議として同席しました。

県からは、建設部長・建設部次長・関係課長が出席しました。

「伊那市河川治水砂防促進期成同盟会」は、大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の改修・改良等を要望しました。

「伊那市県道整備促進期成同盟会」は、西伊那線・沢渡高遠線・車屋大久保線・芝平高遠線・与地辰野線の改良を要望しました。

この他、中央道伊那ICと伊那バイパス(上の原地籍)を結ぶ環状北線(街路)と伊那インター線(道路)の早期整備を要望しました。

また、「大清水川治水砂防促進同盟会」(伊那市・南箕輪村)から大清水川の改修・整備等を要望しました。

河川・県道の期成同盟会では、関係地区の地元役員も出席し要望を行いました。

更に、「三峰川総合開発事業促進期成同盟会」(上下伊那の市町村で構成)は、「戸草ダム」の建設に向けた対応を要望しました(写真)。このダムは、建設に向けて準備が進められていましたが、知事による脱ダム宣言の影響を受けて、平成20年から計画が中断しています。

最近の気候変動による局地的な豪雨に対応するためには、地質が脆弱な南アルプスから流下する三峰川にダムが必要であり、建設されれば、三峰川、天竜川、諏訪湖の治水に大いに貢献することになります。

私は安全安心の確保や都市基盤の整備のために、議員としてしっかり活動していきます。