6月議会が閉会

7月7日(金)に6月議会(最終日)が開催され、議会に提案された議案や請願・陳情のなどの採決が行なわれ、閉会しました。

知事提出の26議案は、すべて原案のとおり可決・承認されました。

最終日には本会議が開催され、各常任委員長から担当委員会付託された議案、請願・陳情の審査結果を報告し、これをもとに採決が行なわれました(写真は産業観光企業委員長としての報告)。

主な議案は一般会計補正予算案で、物価高騰対策や新型コロナ対応など総額211億円余りの補正額です。

また、議会が提出した「少子化・人口減少対策調査特別委員会」の設置や正副委員長も決定しました。

この委員会は12名で構成され、県が設置する「少子化・人口減少対策戦略検討会議」と歩調を合わせて、議論を進めていきます。7日には、初会合を開催しました。

6月議会が終わると、各委員会は県の現地機関に出向いて調査を行います。

また、私は今年度は「決算特別委員会」の委員にも選任されましたが、県庁各部局や県の現地機関に出向いて決算調査を行います。

 


善光寺の蓮がきれいです

議会定例会開催中は議員会館に宿泊していますが、毎朝善光寺方面へウォーキングに出かけます。

善光寺の大勧進前の「亀の池」は蓮池になっており、美しい花を見ることができます(7月6日の写真)。今頃は満開を迎えていると思います。

ここの蓮は「大賀蓮(おおがはす)」という種類です。2千年前の古代の蓮の実から発芽し、これが全国各地に株分けされたもので、善光寺にも移植されました。

大賀蓮は、世界最古の花として世界的にも人気があるそうです。

議会は7月5日に常任委員会の審査が終わり、7日が最終日でした。

当日は本会議が開催され、各委員会に付託されていた議案、請願・陳情の審査結果を各委員長が報告し、委員長報告をもとに採決されました。

私は、産業・観光・企業委員会の委員長として審査結果を報告しました。

 


6月議会で一般質問(6)

Ⅱ 公文書管理(その4)

5 市町村の公文書管理条例

・ 公文書管理法は、地方公共団体における公文書管理条例の制定の努力義務を課している。

・ しかし、現在公県内で文書管理条例を制定している自治体は、小布施町のみとなっている。

Q 市町村の保有する公文書は、市町村民の財産であるとともに県民の財産でもある。県民の財産である公文書を適正に管理し、歴史公文書を保存し活用するためにも、県内のすべての市町村において公文書管理条例を制定すべく、県において市町村に働きかけることを提案するが?

A(知事)

  適切な公文書の管理は、行政の諸活動を住民に説明する大きな役割を果たすもの。全国的にも市町村における条例制定は余り進んでいない状況だが、問題意識を持っている市町村もあるので、県の公文書管理条例の意義や効果等について市町村を対象とした会議等で説明を行うなど必要な情報提供や支援を行っていく。

※ 答弁により、市町村が条例制定に向かうよう、県として支援する方針が確認できました。