5月19日(金)に、伊那市役所で「国道153号伊那バイパス」整備促進期成同盟会総会が開催され、同会の顧問として出席しました。
同会は、伊那バイパスの整備促進を図るため、沿線市町村の市町村長、市町村議会議員、土地改良区理事長、関係地区区長、関係地区代表、上伊那農協代表、商工会議所代表、商工会代表、関係地区対策委員などで構成されています。
伊那バイパスは、箕輪町木下から伊那市美篶青島(ナイスロードまで)に至る総延長7.6㎞を整備するもので、総事業費は310億円、幅員は28m、4車線(暫定2車線で供用)の計画で平成9年に着工しました。
令和5年度は、測量、詳細設計、用地補償などを予定しており、事業費は1億円を見込んでいます。
私はあいさつの中で、「計画的に整備を進めて来たが、整備を進める上でいくつかの課題を抱えている。県では精力的に課題解決に向けて調整を進めるよう期待する。また、この道路と接続する県道「伊那インター線」の整備促進を図ることと、先線の国道153号「伊駒アルプスロード」の計画的な整備を進めるよう要望する。」と述べました。
課題としては、道路の排水をどこに抜いていくのか決まっていないこと、若宮地区において歩行者の安全対策として、交差点において地下歩道を設置するのか決まっていないことなどがあります。