二十歳のつどいを開催

8月15日(火)に東春近公民館で「二十歳のつどい」が開催され、来賓として出席しました。

今年の対象者は50名でした。新成人を代表して、岡添龍樹さんが挨拶をしました。

私は、次のような祝辞を述べました。

「二十歳とは、責任のある年齢になったことだと考える。日本の将来は、新成人の世代が決めていくことになる。将来に最も影響があるのは、選挙つまり投票。選挙なんて関係ないと思っているかも知れないが、投票によって国の方向が決まる。

今日は、終戦記念日。私の父は21歳の時に徴兵され、戦地で生死の境をさまよった。そうしたことから、戦争については大変関心がある。

現行憲法では徴兵制を取ることはできないが、憲法を改正すれば徴兵制を取ることも可能。今国会では、憲法改正が議論されている。知らない間に憲法が改正され、徴兵制を取ることもあり得る。新成人の皆さんや子どもが、戦地に派遣されることも無いとは言えない。

憲法の改正は、実は皆さんの投票行動が大きく影響する。皆さんには国政にも関心を持ち、選挙権を行使し、平和な社会を築いて欲しい。平和な社会であれば、何でもできる。無限の可能性がある。平和であれば、皆さんには洋々たる未来がある。皆さんの人生に幸多からんことを願う。」


「大清水川」治水砂防促進同盟会の総会

 

8月8日(火)に、南箕輪村で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。

この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が護岸から越水したり、未整備の護岸は浸食されており、災害には弱い川です。

この川の特徴は、下流になるほど河川断面が小さく、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に整備を進めなければなりません。

普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられない大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。

近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の防災対策を早急に進めなければなりません。

要整備箇所などの現地調査を行った後に総会が開催され、同盟会会長の南箕輪村長から事業促進に関する要望書が地元県会議員に渡されました。

私は地元県会議員として、今後も地域の安全安心のために活動していきます。


国道361号改修同盟会の総会

8月2日(水)に、伊那市役所で国道361号改修促進期成同盟会の総会が開催され、同会顧問として出席しました。

国道361号は、岐阜県高山市と伊那市高遠町国道152号を結ぶ全長117㎞の道路で、産業・観光・文化交流・医療などの分野で需要な役割を果たしています。

これまで計画的な改修が行われてきましたが、急峻な山間地を通っていることから、狭小・急カーブの箇所が多く、落石の危険が連続する箇所など、未改修部分が数多く残っています。

また、今後はアフターコロナを見据えて、岐阜県・長野県の観光振興を図っていくことが求められますが、361号線のルート上は有数の観光地が多くあり、広域観光を進めるためにも、未整備箇所の早期の改修が課題です。

特に長野県内においては、伊那木曽を結ぶ「姥神峠道路」の整備や伊那市の市街地におけるバイパス構想の検討、伊那市西高遠地籍の崩落多発箇所の恒久的な安全対策の実施などを進めていかなければなりません。

私は総会の席上、同盟会会長(伊那市長)から要望書を受け取りましたが、同会の顧問として課題解決に向けて積極的に活動していきます。