国道361号改修同盟会の総会

8月2日(水)に、伊那市役所で国道361号改修促進期成同盟会の総会が開催され、同会顧問として出席しました。

国道361号は、岐阜県高山市と伊那市高遠町国道152号を結ぶ全長117㎞の道路で、産業・観光・文化交流・医療などの分野で需要な役割を果たしています。

これまで計画的な改修が行われてきましたが、急峻な山間地を通っていることから、狭小・急カーブの箇所が多く、落石の危険が連続する箇所など、未改修部分が数多く残っています。

また、今後はアフターコロナを見据えて、岐阜県・長野県の観光振興を図っていくことが求められますが、361号線のルート上は有数の観光地が多くあり、広域観光を進めるためにも、未整備箇所の早期の改修が課題です。

特に長野県内においては、伊那木曽を結ぶ「姥神峠道路」の整備や伊那市の市街地におけるバイパス構想の検討、伊那市西高遠地籍の崩落多発箇所の恒久的な安全対策の実施などを進めていかなければなりません。

私は総会の席上、同盟会会長(伊那市長)から要望書を受け取りましたが、同会の顧問として課題解決に向けて積極的に活動していきます。


自民党県議団の現地調査(その2)

2 8月1日

① 東春近「東原地区」土地改良事業(県事業)(現地)(写真)

・ 事業実施期間令和6年度~15年度、事業規模83ha、総事業費18億円。県下でも最大規模の事業。

・ 事業費の負担割合は、国50%、県27.5%、市10%、地元12.5%。ただし、地元負担は後年度国により支援されるため、実質的には負担は無い。

・ 当日は、地元事業主体、地域振興局、市、地元土地改良区の皆さんも参加してくださいました。

・ 県の予算措置について要望されました。

② 児童養護施設「たかずやの里」

・ 昭和27年開設、平成26年現地へ移転。

・ 定員40名、入所者数は38名で、諏訪児童相談所の関係児童が多数入所。

・ 国の基準の改定があり、令和7年3月までに1ユニット8名を6名以下にすることが求められ、今後2棟を増築する予定。

・ 高校卒業後の支援について、住宅借上や就職に関する支援の充実について、要望されました。

③ 西春近「沢渡地区」急傾斜地崩壊対策事業(県事業)(現地)

・ 平成27年度~令和5年度。総事業費9.8億円(国交付金事業)。

・ 民家23戸、市の支所・公民館や要配慮施設の保全を目的としている。

 

  •  今回の調査を参考にして、今後予算措置のための活動や議会意見書の決議、委員会の審査や一般質問などを通じて、地域の要望などに応えていきます。

自民党県議団の現地調査(その1)

7月31日(月)・8月1日(火)の両日、自民党県議団政調会の現地調査を実施し、地元議員として参加しました。参加者数は、14名です。

今回は、伊那市内で実施されている各種事業を調査しました。調査の主な内容を2回に分けて報告します。

 

1 7月31日

① 伊那市のスマートシティの取組状況(長谷気の里ヘルスセンター栃の木)

・ 市長、担当部課長から事業の取組方針や取組経過、各事業の内容等について説明を受け、意見交換を行いました。

・ ドローンを利用した物流サービス(長谷地区の荷物配送)を見学しました。

・ 移動診療車とモバイルオフィス、モバイル市役所、モバイル公民館の実物を見学しました。

〇 参加者は、伊那市の先進的な取組に大変感心し、広く県下に広めるべきとの意見が出されました。