県議会決算特別委員会の調査を実施(その1)

8月21日(月)と22日(火)の両日、県議会の決算特別委員会(12名)の県現地機関の調査を実施し、委員として参加しました。

この委員会は、令和4年度の県の決算を認定する前提として、県庁と県の出先機関を調査しています。

今回は、松本・木曽地域の機関を調査しました。調査の主な内容を2回に分けて報告します。

21日には木曽地域の機関で、上松技術専門校、木曽養護学校、木曽地域振興局(写真)、木曽農業農村支援センター、中信会計センター木曽分室、木曽警察署です。

木曽養護学校では、スクールバスの運転管理業務委託について質疑をしました。

【酒井】ガソリン価格が高騰している中で、委託料を構成する諸コストが委託料に適正に反映されているのか?受託業者が適正な利益を確保できないような委託金額になっていないか?

【職員】内容は承知していない。

【酒井】委託主として実態を把握すべき。県庁主管課(教育委員会)に照会するなどして回答願いたい。

(休憩を挟み、主管課に照会。)

【職員】4年度の委託料は、実態を反映してなかった。令和5年度は、委託業者から見積書を提出してもらい、見積額通りの金額を予算計上した。大幅な増額をしており、予算に基づき委託契約している。

【酒井】4年度は問題があるが、5年度に改善されていることは理解できる。

※ 現地機関の職員は、歳出内容について予め十分に勉強し、決算審査で適切に回答できるように準備すべきと考えます。


埋橋県議会副議長の就任祝

8月19日(土)に、長野市で埋橋茂人氏の議会副議長就任を祝う会が開催され、出席しました。

埋橋氏は、長野市選出で現在3期目です。

埋橋氏は伊那市富県の生まれで、私と同い年です。二人とも同じ富県保育園、春富中学校、伊那北高校に通いました。高校では、同じクラスで学びました。

埋橋氏は、早稲田大学を卒業後長野県経済連(現全農長野)に就職し、全農長野ではトップの本部長を最後に退職されました。

自宅は、長野市にあります。

これまでの実績や議員活動が高く評価され、副議長に選任されました。

これからは議会全体の活性化のために、議長を補佐して活動していただきたいと思います。

また、更なるご活躍を期待します。


市役所幹部との懇談会を開催

8月18日(金)に、伊那市役所で市長等幹部と地元選出国会議員及び伊那市選出県会議員との懇談会があり出席しました。

この懇談会は、市の抱える課題などについて意見交換を行うもので、毎年開催しています。

今回は、リニア中央新幹線関連道路の国道153号「伊駒アルプスロード」・「伊那バイパス」などの幹線道路の整備、土地改良事業、戸草ダム建設、ツキノワグマ捕獲などについて懇談しました。

幹線道路の整備や土地改良事業については、計画的な事業推進のための国、県の予算の確保が必要です。

戸草ダムについては、治水ダムとしてだけではなく、水力発電も加えた構想を推進すべきとの意見が出されました。

ツキノワグマについては、通学路付近で頻繁に目撃されており、人身事故の発生が懸念されます。特に危険な地域については、捕獲許可権限を県ではなく市が持てるように、排除区域計画案を市が作成しました。早急に県の特定鳥獣管理検討委員会で市の計画を認めるよう要望されました。

今後も懇談会の内容を参考にして、市と連携を密にしながら地元県会議員としてしっかり活動していきます。