三峰川総合開発期成同盟会が総会

1024日()に「三峰川総合開発事業促進期成同盟会」の総会が伊那市役所で開催され、同会の顧問として出席しました(写真は同盟会から要望書が渡されました)

 この会は上下伊那市町村で構成され、美和ダム再開発事業と戸草ダム建設の促進を図るために設置されています。

 三峰川の治水は、天竜川や諏訪湖の治水に大きく影響することから、早急に治水能力を向上させなければなりません。

 三峰川では度重なる甚大な豪雨被害を受け、美和ダム上流域多目的ダムである「戸草ダム」の建設が計画されました。

 しかしその後国や県の方針の転換があり、多目的ダムとしての「戸草ダム」の建設計画は中止となっています。「河川整備計画」では、戸草ダムについては「将来の社会経済情勢等の変化に合わせ、建設の実施時期を検討する」という方針が示されました。

 近年気候変動に起因する豪雨災害が多発していることから、計画が中断している「戸草ダム」の建設に向けた検討を進めることが重要です

 熊本県では球磨川が氾濫して甚大な被害がていることから過去に計画しながら中断していた球磨川上流の「川辺川ダム」について、方向転換して事業が進められています。

 「戸草ダム」の建設に関係する用地取得は既に完了しています。建設に協力して地域外に移転を余儀なくされた皆さんのことも考えると、何としても建設を実現しなければなりません。

 


暴力追放・地域安全市民大会に参加

10月21日(土)に「暴力追放・地域安全・伊那市民大会」が開催され、地元県会議員として参加しました。

この大会は暴力追放・地域安全・交通安全を推進するために、伊那市・伊那市防犯協会・伊那市交通安全協会の共催で毎年開催しており、今年が33回目になります。

近年各地で暴力団の抗争による事件が多発しており、市民が巻き込まれる心配が高まっています。

また、電話でお金詐欺が多発していますが、手口が巧妙化しています。詐欺は暴力団の資金源になっていることから、何としても被害を減らしていかなければなりません。

殺人などの凶悪事件も多発しており、地方都市でも事件が起こる時代になっています。

交通事故は減少する傾向にありますが、高齢者が被害者や加害者になる事故が多発しています。

これらの事件や事故を少なくするには、皆が自分の問題として受け止め、地域ぐるみで発生を抑止する行動をとらなければなりません。

私はあいさつの中で「継続して大会を開催することが力になるし、効果がある。関係機関が連携して毎年開催するよう努めていただきたい。」と述べました。

私も安全・安心のまちづくりの実現のために、活動していきます。


県政だよりを発行

県政だより(令和5年秋号)を10月29日(日)に発行しました。市内全戸に新聞折込をしました。

この秋号は、県議会定例会の6月と9月の一般質問における私の質問・提案に対する知事等の答弁をお知らせするものです。

2023年県政だより秋号:表

2023年県政だより秋号:裏

本会議の一般質問は、施策や事業の改善、あるいは新たな事業の創設や制度の制定につながります。

私は、これまでの全ての議会で一般質問を行ってきました。また、質問時間の累積時間は2期連続で全議員のトップとなりました。

しかし、所属する自民党県議団では、多くの議員が質問を希望するため、かつて私は20分程度の質問時間を確保できたものが、今年度からは10分余りと2分の1程度の時間しか確保できなくなっています。

質問時間は、会派の所属議員の数で割り振られ、その中で議員の希望により1人の質問時間が決まります。

こうしたことから、自民党県議団では今年の11月議会定例会からは、年4回の全ての議会で質問することはできなくなり、多くて年2回しかできないことを決めました。

これにより、1人の割り当て時間は、20分程度は確保できることになります。

私は、地域の声を県政に反映するには、一般質問を行うことが最も効果があると考えていますので、今回の決定は大変残念です。

しかし、希望する議員に一定の質問時間を確保することは大切ですから、この決定は適切と考えます。