国道153号「伊那バイパス」の地元要望

8月21日(月)に、私の事務所で国道153号伊那バイパス(伊那市福島~美篶青島)に関する地元要望がありました。

伊那バイパスは、現在伊那市内の北から南に向かって工事を進めています。工事の完了は、リニア中央新幹線が開通する10年後を目標にしています。

当日は、バイパスのルート上に位置する美篶青島地区の地元対策委員会役員・青島区長・地元美篶地区選出の市会議員から事業の課題や要望をお聞きし、意見交換を行いました。

ルートの予定線は、東西に細長く集落が広がる青島区のほぼ中央を南北に通過します。

地域では、道路開設により地区が分断され地域住民の利便性が低下すること、ルートは盛土区間が長いため車両の往来が困難になることなどを問題視しており、設計を盛土でなく高架構造に変更することを要望しています。

対策委員会では昨年10月に伊那建設事務所長あて要望書を提出しましたが、その後これに対する回答がないことに不満や不安が広がっています。

9月中旬には、建設事務所が地元に対して要望書に対する考え方を説明する予定であり、当面はこの説明を待つことになります。

大規模な道路を開設する場合、総論としては賛成であっても、個々の地区や住民にとっては様々な意見が出されることがあります。

こうしたことから、建設事業の主体は常に情報を公開し、地元の皆さんと信頼関係を築きながら、丁寧な説明を行うことが求められています。

私も、県会議員として地元の皆さんの声を聴きながら、事業がスムーズに進むよう努めていきます。


上伊那歯科医師会と意見交換

8月17日(木)に、上伊那歯科医師会役員と上伊那選出県会議員との意見交換会が伊那市内で行われ、出席しました(画は平成28年「歯の衛生週間」ポスターコンクール最優秀賞作品(小学校低学年)。県歯科医師会HPより)。

意見交換の中で出された意見の主なものは、次のとおりです。

① 歯科衛生士の人材不足について

・ 全国的に病院・診療所や介護の現場では、人材不足が深刻な状況。

・ 県内には歯科衛生士を養成する学校が4校(県立公衆衛生専門学校(伊那市)及び私立の3校)あり、県立公衆衛生専門学校(3年制)では28年度の卒業生18人に対して、全国から約800人の求人があった。18人は全員県内に就職した。

・ 人材不足を解消するためにも、県立公衆衛生専門学校の定員20人を増やすべき(最近は20人の定員募集に対して倍の応募がある。)。

② 上伊那口腔保健センター(伊那市保健センター内)の設備の充実について

・ センターは災害等緊急時の歯科医療の広域的な拠点となる施設であるが、移動用のレントゲン撮影装置がないため、緊急時の対応が不十分。

・ センターにこの装置を導入する必要があるが、財源の確保が困難なため、上伊那広域連合や県の支援を要望する。

③ 県歯科保健推進計画に伴う上伊那市町村連絡協議会について

・ 協議会を平成25年に立ち上げたが、市町村・上伊那広域連合・上伊那保健福祉事務所の各担当者と歯科医師会が参加して、毎年度事業計画などについて協議している。

・ この会の開催により各機関相互の連携が深まり、会議の効果が出ている。

・ 各市町村ではこの協議会の設置を契機に、積極的に歯科保健事業を推進しているので、今後もこの会で情報交換や意見交換を行っていきたい。


県議会決算特別委員会の調査に参加(3)

8月7日(月)・8日(火)の2日間にわたって県議会決算特別委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。

今回の調査は松本・木曽地域の県の現地機関が対象ですが、調査の内容について3回にわたって報告します。

最終回は、中信県税事務所木曽事務所・木曽農業改良センター・中信会計センター・林業大学校・上松技術専門校・松本空港管理事務所です。

私の行った主な質疑の内容は、次のとおりです。

① 中信県税事務所木曽事務所

Q(酒井)個人住民税の特別徴収(いわゆる給料からの天引)を進めるため、本来特別徴収を行わなければならない事業所で、これに応じていない事業所はどの程度あるのか?

A 納税義務者数では、75%が特別徴収に応じている。28年度は45の事業者に切り替えるよう要請し、8社が応じた。今後も引き続き切り替えを要請していく。

松本空港管理事務所の隣には、県消防防災航空センターがあります。3月5日にはこのセンター所属のヘリコプターが墜落し、9名の尊い命が失われました。

隊員のご冥福を祈るため、決算特別委員全員で献花をしました(写真は委員長が代表して献花)。