スポーツ協会総会が開催

4月25日(木)に、伊那市役所で伊那市スポーツ協会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同協会はスポーツを振興し、市民の体力の向上とスポーツ精神を養うことを目的として設立され、現在は33の競技団体と9公民館等で構成されています。

私は顧問として次のようなあいさつをしました。

「国民スポーツ大会のあり方が全国知事会で議論されている。開催県の財政負担が大きく、今後継続して開催することの是非を含めて、様々な意見がある。こうした中、長野県議会では昨年2月の定例会で、国スポ大会等に対する国の財政支援を求める意見書を採択し、関係機関へ送付した。県も市町村も施設整備や運営に要する財政負担が大きく、従来通りではやっていけない。今後県議会としても引き続き財政支援を求めていきたい。」

6年後には長野県で大会が開催され、伊那市はソフトボールの主会場になりますが、是非大会を成功させたいと思います。


伊那市東原工業団地を拡張

伊那市にある「東原工業団地」(東春近東原地籍、18ha)の拡張工事が、伊那市により進められています。

この団地は、昭和47年に農村地域工業導入促進計画の地域措定を受けて造成されました。昭和48年に㈱キッツが立地したのが始まりで、現在では5社が操業しています。

伊那市では工業団地の需要が旺盛であり、団地面積が不足しているため、市内各地に団地の造成工事を進めてきました。

現在は、「東原工業団地」の拡張工事を進めています。既存エリアの東隣の第1期拡張エリア(4区画、6.3ha)の工事がほぼ終了しました(写真の隣接道路は県道沢渡高遠線)。

今後は、第1期エリアの北隣の第2期拡張エリア(3区画、4.9ha)の工事を進める計画です。

拡張エリアから原新田の自宅までは、1.5㎞の位置にあります。

この地域は平坦なため、造成工事を比較的容易に行うことができ、上下水道の管が近くまで敷設されているため、団地を造成する条件が整っています。

また、この団地の近くに国道153号「伊駒アルプスロード」が通過することになっているため、将来は中央道や国道へのアクセスが大変良くなります。


保護司会総会が開催

4月19日(金)に、伊那市内で上伊那地区保護司会の総会が開催され、地元県会議員として出席しました(写真はあいさつする有賀会長)。

保護司の役割は、犯罪者や非行者の立ち直りを支え、更生保護や犯罪予防活動により、安全安心な社会づくりのための活動を行うことです。

犯罪や非行に陥った人が保護観察を受けることになると、保護観察所の保護観察官と協力して対象者と面談して生活状況を調査し、保護観察中に決められた順守事項を守るように指導し、生活相談など社会復帰への支援をします。

現在上伊那地区には74名の保護司が活動しています。保護司は国から委嘱を受けていますが、無給ですから真のボランティア活動と言えます。

保護司会では、各保護司の普段の活動に加えて、「上伊那更生保護サポートセンター」(伊那市「いなっせ」内)の運営や「社会を明るくする運動」を実施したり、会員の研修会を実施するなど積極的に活動を進めています。

保護司は高齢化が進んでおり、地道で苦労が多い仕事に従事していることもあって、人材の確保が大きな課題になっています。

また、更生保護活動が社会に余り知られていないことも大きな課題であり、活動をより多くの人に知ってもらうために、県や市町村などの広報活動を活発化することも重要です。

県としても、更生保護活動の充実や再犯防止の推進、刑務所出所者等の社会復帰支援のために、しっかり活動をしていかなければならないと考えます。