5月4日(土)に長野県伊那文化会館で、日本画家の池上秀畝生誕150年展関連イベントが開催され参加しました。
池上秀畝(いけがみしゅうほ)は伊那市高遠町出身の日本を代表する日本画家で、今年が生誕150年に当たります。
秀畝は明治7年生まれで、明治末から昭和前期(昭和19年没)にかけて活躍しました。同時期に飯田市出身の菱田春草が活躍しましたが、二人は同い年です。
秀畝は、文展に積極的に出品し、大正5年から3年連続で特選を受賞するなど、画壇では確固たる地位を築きました。
生誕150年を記念して、長野県立美術館、長野県伊那文化会館、信州高遠美術館、伊那市歴史博物館、東京都練馬区立美術館の5館で特別展を開催しています。
長野県伊那文化会館では、地元の方が所蔵する作品を中心に素晴らしい作品を展示されました。
4日には、展覧会関連イベントとして5館の学芸員から秀畝にまつわる興味深い話を聞くことができました(写真は当日参加された宮下代議士と学芸員の皆さん)。
今回の展覧会の開催に当たり、伊那市在住の秀畝研究家の伊藤君人さん(御園)に作品の収集や関連情報の提供などで、大変お世話になったと学芸員から聞きました。