高校同窓会総会と同年会を開催

6月8日(土)に伊那北高校同窓会の定期総会が開催され、会長として出席しました。

総会で私は、「伊那新校の開校と校舎建設のスケジュールが、県教委から3月に発表されたが、関係者は誰も承知していない唐突なもので、しかも新校舎の使用開始が開校から2年遅れるというもの。地域としては納得できるものではない。5月に関係者が知事と教育長にスケジュールの見直しを要望した。今後は生徒の視点を重視しながら、十分な見直しがされるよう要望する。」とあいさつしました。

 

 

当日は、伊那北高校卒業50周年の集いが伊那市内で開催され、参加しました。今年は卒業後53年に当たりますが、コロナ禍で開催が延期されていました。会では、校歌や応援歌を歌うなど楽しい会となりました(写真:校歌の指揮をしました)。


上伊那行政連絡会議を開催

5月30日(木)に伊那合同庁舎で上伊那地域行政連絡会議が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会議は、上伊那地区にある県の14の現地機関の長と上伊那地域の県会議員が一堂に会し、各機関の重点事業などについて意見交換を行うもので、毎年度実施しています。

席上私は、以下3項目について質問や意見を述べました。

① リニアの開通に向けた対応について

リニア駅から県下各地に移動する場合の2次交通体系を確立する必要があり、このことについては県の責任において検討を進めることになっているが、現時点においては何も見えていない。どの部門が主体となって検討を進めるのか明確にし、その上でスピーディーな検討を進めるべきである。

② 森林づくり県民税について

県民税を財源にして地域の森林整備や松枯れ対策などを行う場合、予算確保が不十分なため、地域の要望に応えられていない。地域の実情や要望に応じて、弾力的な予算配分を行うべきである。

③ 地域公共交通計画について

先日、県から地域公共交通計画の素案が示されたが、特に過疎地域等における高齢者の移動手段の確保対策について記述されていない。高齢者の移動手段の確保は地域にとっては大変重要な課題であり、しっかりした対策を記述すべきである。


特別養護老人ホームの開所式が開催

伊那市高遠町西高遠に社会福祉法人「やすらぎの郷」(名古屋市)が建設工事を進めていた特別養護老人ホーム「オアシス高遠」がこの度完成しました。5月24日(金)に開所式が開催され、地元県会議員として出席しました。

この施設は、「地域密着型介護老人福祉施設」の特老ホーム29室(全室個室、ユニット型)とショートステイ6室(全室個室)で、6月から入所が可能です。

入所者の視点を生かした施設であり、ゆったりと過ごすことができます。施設からは春には「天下第一の高遠の桜」を眺めることができ、2階の屋上テラスからは中央アルプスの勇姿を望むことができます。

私は祝辞の中で「98歳の母は市内の特老施設でお世話になっているが、家族にとっても介護を受ける本人にとってもありがたい施設である。介護を必要とする人が増加し、このままでは将来介護難民が出ることが憂慮されている中で、この度高遠の地に特老を設置していただいたことは、地域にとっては大変ありがたい。地域の安心につながる。この施設が末永く地域に愛されることを祈念する。」と述べました。