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伊那市商工会・合併10周年式典

5月23日(火)に、伊那市高遠町で伊那市商工会の総会と合併10周年記念式典が開催され、地元県会議員として出席しました(写真は会長のあいさつ)。

商工会は、平成19年4月に伊那市西春近・高遠町・長谷村の3商工会が合併して誕生しました。

平成18年4月に伊那市・高遠町・長谷村の3市町村が合併して新しい伊那市が誕生したこと合わせて、新しい商工会が発足したものです。

当時私は、旧伊那市の副市長として3市町村の合併に関わり、さらに新伊那市の副市長として商工会の合併に関わりましたので、商工会が合併10年を迎えたことを大変嬉しく思います。

今日の商工会があるのも、合併当時の3商工会の役員や合併後の役員の大変な努力があったからであり、そのご労苦に対して感謝したいと思います。

現在商工会の会員数は366名ですが、地方経済の低迷を受けて年々会員が減少するなど、商工会を取り巻く環境は厳しいものがあります。

合併10周年を契機に、商工会が活性化することを目指して、役員や会員が一丸となって頑張っていただきたいと思います。


国道153号改良・期成同盟会の総会

5月22日(月)に、駒ケ根市で「国道153号改良・期成同盟会」が開催され、同会顧問として出席しました。

「国道153号改良期成同盟会」は、国道153号(名古屋市~塩尻市)の整備を促進するため、上下伊那の市町村・豊田市・塩尻市で構成された組織です。

特に「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北の原~伊那市美篶青島)は、10年後に開通するリニア中央新幹線の関連道路として、リニア開通までに全線を整備する必要があります。

この道路は、リニア開通による産業振興などの効果を助長し、医療・福祉の向上にも寄与し、災害時の緊急輸送路にもなることから、計画的に整備を進めなければなりません。

また、「伊那バイパス」(伊那市美篶青島~南箕輪村)は、平成9年から県事業として実施していますが、平成29年度は前年度の2倍以上の23億円の予算を確保しました。

今後は更にスピードアップして事業を進め、「伊駒アルプスロード」の完成と時期を合わせて完成することを目指さなければなりません。

この二つの事業については、地元県会議員として事業推進のためにしっかり活動していきます。


天竜川治水期成同盟会の総会

5月22日(月)に、駒ケ根市で「天竜川上流治水促進・期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この同盟会は、天竜川や支線の河川改良事業や、砂防事業などによる治水事業の実施を進めるため、上下伊那の各市町村で構成された組織です。

近年ゲリラ的豪雨による災害が各地で頻発しているため、計画的な事業の実施により被害を少なくしなければなりません。

平成18年には豪雨により、箕輪町地籍で天竜川の堤防が決壊し、伊那市でも濁流が,危うく堤防から溢れそうになるなど、上伊那の各地で大きな被害が発生しました。

伊那市では天竜川の洪水危険地域に避難指示が発令されるなど、大災害発生の一歩手前の状況になりました。

あれから10年が経過し、当時の状況も記憶から遠ざかりがちですが、いつ大災害が発生するか分かりませんので、もう一度災害への備えを確認しなければならないと思います。

災害危険箇所の改善などに向けて、議員としてしっかり活動していきます。