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障がい者スポーツ大会が開催

5月27日(土)に、伊那市陸上競技場と伊那市民体育館を会場に「上伊那地区障がい者スポーツ大会」が開催され、地元県会議員として出席して選手を激励しました。

この大会は、伊那保健福祉事務所・上伊那市町村・障がい者団体・障がい者支援施設などで構成された実行委員会が主催して毎年開催しているもので、今回が45回目となりました。

また、ライオンズクラブや地元企業、高校生ボランティア、スポーツ団体など多くの人達の支援を受けて実施されました。

当日は雲一つない晴天の中で、大勢の選手が参加してトラック競技・投てき・卓球などの各種競技が行われ、参加者は楽しい一日を過ごされたと思います。(写真は競技前の準備運動の様子)。

大会の開催により、障がいのある皆さんが大会を通じてお互いに交流できることや、地域住民の皆さんとの交流もできることから、大変意義があると思います。

また、これからの社会を担う大勢の高校生ボランティアの皆さんが、清々しく対応している姿は感動的でした。


地区の運動会に参加

5月28日(日)に、伊那市東春近の総合グラウンドで「下殿島区」の区民運動会が開催され、地元県会議員として参加しました。

当日は快晴に恵まれ、子供からお年寄りまで多くの区民が参加して、にぎやかに競技が行われました。

各常会による対抗戦の形で行われましたので、各種目とも選手は真剣に取り組んでいました(写真は綱引きの模様)。

「応援合戦」もあり、各常会から趣向を凝らした楽しい応援が披露されました。

私も、「借り人競走」参加させていただき、楽しむことができました。

また、区民の皆さんと懇談する中で、地域の課題や県政への要望なども聴くことができました。

年に一度の大イベントですが、隣近所との付き合いが少なくなっている中で、こうしたイベントを通じて区民が交流することは、大変意義があると思います。


気仙沼市に桜を寄贈

5月24日(水)に宮城県気仙沼市の市立病院で、桜の植樹式が行われました。

この桜は、東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市の復興に協力しようと、高遠町の固有種で「門外不出」とされる「タカトオコヒガンザクラ」を伊那市が寄贈したものです。

気仙沼市では、復興事業の一環として老朽化した市立病院を高台に移転することを決め、今年11月の開院を目指して新築工事を進めてきました。現在、建物はほぼ完成しています。

私は震災発生後に3回気仙沼市を訪問していますが、昨年5月に訪問した時には新病院では下層の工事が進められていました(写真)。

昨年は市役所も訪問し、赤川副市長と懇談することができました。

懇談の中で、市が抱えている課題について聞くことができましたが、一番の課題は復興事業の携わる職員の確保でした。

市では復興のために、予算規模が被災前の8倍にも膨れ上がり、投資的な予算は実に約60倍にも達しているため、事業実施のために多くの職員が必要になっています。

全国から230人(昨年数値)の職員の派遣を受けていますが、更に60人の派遣を必要としているとのことでした。

伊那市では、昨年まで4年間にわたり職員を同市に派遣して復興に協力しましたが、副市長からは引き続き伊那市からの職員を派遣するよう要請されました。

私は、早速この要請について伊那市長に伝えましたが、現段階では実現に至っていません。

私は今回の桜の寄贈については大変結構なことと考えますが、気仙沼市が最も必要としている職員の派遣についても実現できれば素晴らしいことだと思います。