県議会広報活動を伊那市で開催

 

 10月30日(火)に、県議会広報活動「こんにちは県議会」が伊那市で開催され、議会広報委員会の副委員長として参加しました(写真は開会式)。

この企画は、県議会の活動を県民の皆さんに理解していただくことと、県民の皆さんの意見や要望をお聞きして、県政に反映していくことを目的に毎年度開催しています。

今年度は、伊那市を会場にして行われました。議会から参加したのは、議長、議会広報委員と上伊那選出の県会議員です。

まず、市内の地域づくり活動に積極的に取り組んでいる4団体から、活動内容を発表していただき、その後グループに分かれて議員と団体の皆さんとの意見交換を行いました。

団体は、農事組合法人「山室」(高遠町)、「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」(高遠町)、「新山定住促進協議会」(富県)、「諏訪形区を災害から守る委員会」(西春近)です。

私は、「新山定住促進協議会」のグループの皆さんと意見交換を行いました(写真)。

意見交換の中で出された意見・要望などは、次のとおりです。

・ 新山地区は、全世帯がPTAの会員という珍しい地域。様々なイベントや自然保護活動などを通じて連帯感が強まり、前向き志向の地域。

・ 定住促進・移住促進活動をしているが、悩みは空き家が不足していること。(空き家が不足しているということは、他の地域では考えられないことです。)

・ 転入者が地域に住むかどうか判断するために、まず「お試し居住」をしてもらう必要がある。そのために、地域としては「お試し住宅」が建設されるよう、行政の支援を求める。

新山地区はその活動が評価され、「地域づくり表彰」の全国地域づくり推進協議会会長表彰(国交省所管)を受けています。

今回の議会広報活動は有意義なものであり、県議会としても団体発表や意見交換は大変参考になったと思います。

県議会では、今後も更に広報・広聴活動を進めるべきと考えます。