月別アーカイブ: 2019年2月

献血しましょう

2月17日(日)に、伊那市のベルシャイン伊那店で献血をしました。(写真は採血車)

私は若い頃から献血をしてきましたし、県会議員となってからも献血を継続しています。今回も400㏄の献血です。

冬場は献血者が減少しますが、現在はO型の血液が不足しているようです。

当日の日赤の担当職員の話によりますと、長野県でも池江選手の報道から献血者や骨髄バンクの登録者が増えているとのことです。

しかし、これが一過性のものでないことを願っているとのことでした。

大災害が発生して負傷者が大勢出た場合などは、一気に献血者が増えますが、しばらくすると献血者が減ってしまうのが一般的な傾向のようです。

献血の難しいところは、血液は保管できる期間が短いため、一気に多量の輸血があっても需要をオーバーしてしまうと、折角の献血が無駄になってしまうことです。

献血者は毎年減少傾向にあり、中でも若年層の献血者が減っていることは深刻なことです。

特に高校生の献血者数は、長野県は他県と比べて非常に少ないのが現状です。

高齢化が進む中で、輸血に必要な血液量が増えていくのに、将来を担う若年層の献血が少ないようでは、将来は大変なことになります。

献血ができる年齢は、400㏄の場合男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳です。年間で男性は3回まで、女性は2回まで行えます。

69歳が上限ですが、60歳~64歳までに献血の経験がある人に限られます。

献血は、一度経験すれば特に苦痛もないことが分かりますから、継続して欲しいと思います。

私は、今後数年は献血が可能ですから、できるだけ行いたいと考えています。


2月県議会定例会の日程が決定

2月4日(月)に県庁で議会運営委員会が開催され、委員として出席しました(写真)。

当日は、議長から諮問された定例会の日程や知事提出議案などの協議を行い、議長に答申しました。

日程は、2月13日(水)から3月8日(金)までの24日間と決まりました。

知事提出議案は、平成31年度一般会計予算案など56議案です。この他知事の専決処分10件が報告されます。

条例案では、「自転車の安全で快適な利用条例案」などが提出されます。

また国の補正予算を受けて、平成30年度の一般会計・特別会計補正予算案も提出されます。

一般質問は、2月21日・22日・25日~27日に行われますが、私も質問することになっています。

昨年11月議会の一般質問の内容、11月の中国への出張報告、これまでの4年間の一般質問の全項目の報告については、「県政だより平成31年春号」にまとめ、2月10日(日)の新聞朝刊に折り込みますので、ご覧いただきたいと思います。

また、データも用意しましたので、ご覧ください。

県政だより・平成31年・春号・表

県政だより・平成31年・春号・裏

これまでの4年間の私の一般質問の累積質問時間(答弁時間を除く)は、5時間40分で全議員のトップでした。なお、2番目の議員は4時間34分で、私の質問時間は全議員の平均の2.7倍でした。

質問が長ければ良いというものではありませんが、私の場合は質問を行う背景や理由、質問事項に関する考え方や提案も含めて質問しますので、どうしてもある程度の時間は必要になります。

また、質問事項に関する根拠やデータなども示しながら質問をしますので、事前の資料の分析や関係書籍の勉強に多くの時間を要し、質問を仕上げるには1ヶ月はかかってしまいます。

担当者に聞けば分かるような単純な質問は行わないことにしています。

質問をするということは大変な労力が必要ですが、これからもしっかりと勉強をして、意味のある質問をしていきたいと思います。


地元のりんごを使ったワインとシードル販売開始

伊那市東春近の農事組合法人「田原」(中村博組合長)が自家栽培したリンゴの「フジ」を使用したワインとシードル(発泡酒)が製品化され、2月1日(金)の販売開始を前にして、1月31日(木)に試飲会が開催され、地元県会議員として出席しました。

当日は組合の役員や製造・販売などの関係者が出席し、ワインに合った食事を味わいながら、楽しい試飲会となりました。

それぞれ大変飲みやすく、参加者の評価も上々でしたが、つい飲みすぎてしまいそうです。

製造は伊那市にある「伊那ワイン工房」が受け持ち、1年余りをかけて今年1月に酒販免許を取得し、この度販売にこぎつけました。

法人では、米・麦や野菜、リンゴ・ブドウを栽培していますが、6次産業化を目指してこの事業に取り組んでいます。

この取組により遊休農地の解消や地元の雇用創出を図るとしています。

この法人は、2004年に設立され、現在は83戸の農家が参加し、リンゴは1.2haの農地に植えられ、フジなど5種類が栽培されています。

2008年からは、組合員の手により広大な耕作放棄地の農地整備事業が行われ、農地が蘇りました。業者に工事を委託しない手作りの開墾事業で、農水省からもその手法に高い評価を受けており、農林水産大臣表彰を受賞しています。

2017年から商品開発に取り組んでおり、100%ジュースやジャムを製造してきました。

ブドウも栽培していますので、数年先にはブドウのワインやシードルも製造していく方針です。

ワインは甘口とやや辛口の2種類で720ml入り1400円、シードルはハーフボトル(375ml)800円、フルボトル(750ml)1500円(いずれも税込)です。

ワインショップで販売していますが、ネットでも注文できます(問合せは、ワインショップ担当の伊藤さん(090-2561-7559)。

これからの法人の活躍に、大いに期待したいと思います。