月別アーカイブ: 2016年12月

「ふるさと納税」と糸魚川市の大火

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様々な議論を呼んでいる「ふるさと納税」ですが、12月22日に発生した糸魚川市の大火の後、同市への「ふるさと納税」が急増しているとの報道がありました(写真は同市のHPから)。大変結構なことだと思います。

一方、「ふるさと納税」(寄付)を全国から集めようと、自治体間の競争が激化しています。

そもそも「ふるさと納税」は、ふるさとの自治体など(どこでも良いし目的は問わない)に対して、寄付者が実質2千円を負担すれば、住所地へ納めた税金の一部を他の自治体に寄付(振り替える)できる仕組みです。

当初はいい制度として歓迎されましたが、高額な返礼品を用意して寄付金集め競争が始まったことから、多額な寄付を集める自治体もあれば、大幅に税収が減額になる自治体が出るなど、想定外の事態になっています。

例えば伊那市では、10万円の寄付の返礼品の1つとして5万円相当のテレビを用意しています。つまり、寄付者は2千円を負担するだけで、5万円のテレビが手に入るのです。世の中に、こんなおいしい話はありません。

全国自治体の税収総額は変わらないのに、寄付者はただ同然で欲しい物が手に入る仕組みなのです。こんなおかしなことが、あっていいのかと思いませんか。

私は、寄付金集め競争に参加せざるを得ない自治体を責めるのではなく、こんな変な制度を作った国こそ責められるべきであり、即刻廃止すべきと考えますがいかかでしょうか。


榛名神社のパワースポット

28,12,25榛名神社12月中旬に、群馬県高崎市の榛名山(はるなさん)にある榛名神社を訪れました。

榛名神社は関東では有数のパワースポットとして有名ですが、今回は「気」を浴びて元気になろうと、思い切って行ってみました。

神社は、大きな岩に抱かれています。岩には大地のエネルギーが供給されており、岩からはエネルギーが放出されています。

鳥居を抜け、本社までの長い石畳の参道を歩き始めると、すぐに気を感じます。

そして幾つかの門をくぐり抜け、高くそびえる大きな岩の横を通ると、ますます大きな気を感じます。

気温が零下五度と大変寒い日でしたが、大きなエネルギーを浴びたせいか、すがすがしい気分になり体も若返るような感触を受けました。

本社に至る前に、双竜門(国指定重要文化財)をくぐりました(写真は双竜門と鉾岩)。

門には素晴らしい竜の彫刻が施されていましたが、辰年生まれの私にとってはこの門に魅かれるものがありました。


寒雨の後の虹

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12月22日から23日にかけて、強い雨が降りました。冬の雨を寒雨(かんう)と呼ぶそうですが、冬の雨は寒く感じます。

23日の朝には弱い雨が残りましたが、雨間を見てウォーキングに出かけました。

富県地区をしばらく歩いて西方に目をやると、伊那市の西部大地に虹が架かりました(写真)。

虹の弧の長さは短いものでしたが、その姿は大変美しく、師走になって偶然見ることができたのは幸運でした。

外に出て自然や景色などを見ると、結構楽しい発見があるものです。