2月22日(金)に、県議会2月定例会で知事等に対して一般質問を行いましたので、その概要を数回に分けて報告します。
第4回目は「がん対策について(その1)」の概要です。
1 がん教育について
Q 学校における「がん教育」は現状では不十分と考えるが、今後「がん教育」をどのように進めていくのか?
A(教育長)
現在学校ではがんを予防するために望ましい生活習慣を身につけることなどを学び、中学・高校ではさらに保健・医療制度や地域の保健活動についても取り上げ、がん検診等を通じた早期発見・早期治療の大切さについて学んでいる。
現在がん教育モデル校を指定し、実践研究を進めている。子どもたちの学びが保護者へも広がる効果が期待できるため、モデル事業には保護者への働きかけを意識した内容を取り入れている。このモデル校での実践を全県に広げるとともに、関係機関と連携してがん教育の一層の推進に取り組む。
2 がん予防について
・ 私は平成28年9月議会定例会の一般質問で、「公立学校における敷地内全面禁煙」の実現を提案し、県教育委員会では今年4月から県立学校の敷地内全面禁煙を実施することを決定したが、市町村立の小中学校の対応が課題である。
Q 今年4月時点における、市町村立小中学校の敷地内全面禁煙の実施率は? 4月に敷地内全面禁煙に移行できない市町村に対して、早急に実施するよう県として要請すべきと考えるが?
A(教育長)
4月時点で91%の見込みで、法律で全面禁止になる7月時点では96%の見込み。実施を決めていない市町村へは早期実施を強く求め、実施率を100%となるよう万全を期していく。