三峰川堤防が欠損

7月1日(水)の朝に、三峰川の右岸堤防(伊那市美篶地籍)が長さ200mにわたり欠損しました。

6月30日から1日にかけての豪雨により三峰川の水量が増え、水勢により堤防が欠損して、堤防上にあるサイクリング・ジョッギングロードが流失しました(写真)。

私は、2日に現地調査を行いました。現地には国交省天竜川河川事務所職員や伊那市職員、応急工事を行う事業者の皆さんが対応に当たっていました。

欠損したのは昨年の台風19号に伴う増水により堤防の基礎部分が削られていた箇所で、今年度に改良工事を行うために事業者と契約済みとなっていました。

1日から市内の事業者が協力して夜を徹して応急工事が行われ、2日中には完成する予定です(写真)。

今後は、仮設堤防の築造工事を1週間程度かけて行います。堤防に隣接して市道のナイスロード(愛称)が走っており、危険防止のため現在は通行止めになっていますが、工事が終了すれば通行止めは解除になります。

堤防の本復旧工事は、秋に着手する予定です。

サイクリング・ジョッギングロードは、三峰川の右岸・左岸堤防を利用した1周10㎞のコースで、サイクリング・ジョッギング・ウォーキングの愛好者には大変人気があります。

堤防上には桜並木があり、春には花見を楽しむ皆さんが大勢訪れています。

私は現地調査の後、駒ケ根市にある天竜川河川事務所を訪れ、所長と情報交換を行うとともに、早期復旧を要請しました。