6月定例会で一般質問(4)(県組織について)

6月23日(火)に一般質問を行いましたので、主な内容について報告します。

今回は、新型コロナに対応するための、県組織についてです。

 

・ 感染症対策主管課の健康福祉部の「保健・疾病対策課」は、感染発生時には組織としては不十分。

・ 保健所はコロナ対策の地域の最前線に立っているが、職員の負担が大きく特に保健師の負担は大きい。

Q1 新型コロナウイルス感染症をはじめ、将来の新たな感染症に係る危機管理体制を充実するため、感染症対策を担う専門の課を、健康福祉部内に早急に設置することを提案するが?

A1(知事) 新型コロナ対策として、ピーク時には職員には過大な負担があった。感染症対策は感染拡大時には業務量が飛躍的に増大する。今後の県内の感染拡大に備えて、独立した専門の課の設置も含めて万全な体制を検討する。

Q2 保健所の職員数が減少し特に保健師が不足している中で、健康危機管理に対する体制は十分ではなく、特に感染症発生時に迅速にかつ的確に対応するためにも、保健所の組織を充実することを提案するが?

A2(知事) 今回保健所は通常の人員体制では対応できない状況になり、県の他の職場や市町村の応援などを得た。第2波を想定し、対応に必要な人員を算出した上で、業務の外部委託やクラスター対策チームの設置等を行う。これからの感染症対策に重要な役割を果たす保健所の体制整備に係る計画を策定して、組織体制の充実・強化を図る。

※ 提案に対して知事の答弁は具体的であり、近く健康福祉部と保健所の組織の充実が実現することになります。