伝統工芸品振興条例制定へ

2月22日(水)に「信州の伝統的工芸品振興議員連盟」の総会が開催され、連盟参加議員として出席しました(写真は風間会長のあいさつ)。

総会では、工芸品の振興のための「長野県の美しい伝統工芸品を未来につなぐ条例案」の審議が行われ、原案のとおり決定しました。

近年生活様式の変化や大量生産品の普及により、伝統的工芸品の需要が減少し、担い手の確保や後継者の育成が困難となり、産業としての存続が危ぶまれる状況になっています。

こうした中で、県議会としても伝統的工芸品産業の振興に向け、県、市町村、事業者、県民が一体となって実効性のある施策を強力に進めるべきとの考えから、議会提案による条例の制定を目指してきました。

令和3年10月に議員連盟(会長風間県議)を設立し、令和4年3月には条例制定に向けた調査会(会長風間県議)を設置しました。調査会は各会派から選出された議員により構成されましたが、私も自民党県議団代表の一人として参加しました。

7回の調査会を経て条例案が作成され、22日の議連総会に諮られました。

条例案は、3月1日に議会に提出される予定です。議決されれば、4月1日から施行されます。


県議会2月定例会が開会

 

2月15日(水)に県議会2月定例会が開会し、知事から47議案が提出されました。

議案は、一般会計当初予算案と「総合5か年計画」などが主なものです。

一般会計予算案は、総額が1兆457億円で過去2番目に多い額となっています。主な内容は、新型コロナ感染症対策、物価高騰対策、災害に強い県づくり、社会的インフラの整備、公共交通など移動の利便性の向上、健康づくり・医療・介護の充実、産業振興、子ども若者支援、女性が輝ける環境づくり、高齢者への支援、学びの推進、などとなっています。

「総合5か年計画」は、令和5年度から5年間を計画期間とし、基本目標を「豊かな暮らしを守り、信州から豊かな社会を創る」としています。

計画に中では、特にスピード感を持って取り組むものとして「新時代創造プロジェクト」を掲げ、「女性・若者から選ばれる県づくり」などの8つのプロジェクト進めることとしています。

議会の会期は、3月10日(金)までです。

一般質問は、2月22日から3月1日までの5日間行われますが、私は24日(金)の午後質問に立つ予定です。


2月県議会の日程等を決定

2月6日(月)に議会運営委員会が開催され、委員長として出席しました。

委員会では、2月議会定例会の知事提出議案、会期・日程等について協議しました。

議案は、一般会計・特別会計予算案等の予算案16件、一般職の旅費等に関する条例の一部改正条例案等の条例案15件、「長野県総合5か年計画」の策定等の事件案16件、交通事故に係る損害賠償の専決処分報告等の専決処分報告8件の合計55件です。

会期は、2月15日(水)から3月10日(金)までの24日間です。

開会日には知事から議案が提出され、知事から議案の提案説明があり、議案は3月2日(木)から開催される担当の委員会で審査されることになります。

一般質問は、2月22日(水)から3月1日(水)までの5日間にわたり行われます。私は今議会も質問に立ちます。