月別アーカイブ: 2016年5月

宮城県気仙沼市を訪問  

28,5,9気仙沼市役所:赤川副市長5月9日(月)から11日(水)まで、東日本大震災からの復旧・復興状況を調査するため、宮城県気仙沼市を訪問しました。

伊那市から気仙沼市までは、電車を乗り継いで8時間余りかかります。

私は、震災後に伊那市の副市長として平成24年・平成25年と2回にわたり気仙沼市を訪問しましたので、今回が3回目の訪問となりました。

伊那市では、全国市長会からの要請により、昨年度まで気仙沼市に4名の職員を派遣し支援してきました。

これまでの2回の訪問時には、伊那市からの派遣職員への激励や気仙沼市長等との意見交換、被災地調査を行いました。

今回は、前回訪問時以降の復旧・復興の状況や今後の課題などを調査するために訪問しました。

9日は、気仙沼市役所を訪問し、赤川副市長から復旧・復興の状況をお聞きすることができました。(写真は赤川副市長)

震災により、市では津波による人的被害をはじめ、漁港や家屋・商店街などが壊滅的な被害を受けました。

被災後5年が経過する中で、災害公営住宅の建設や漁港、水産加工団地、下水道処理場などの整備は進んでいますが、市街地での区画整理や集団移転などはこれからといった状況です。

これまでの大地震や今回の熊本地震を見ても、いつどこでも大地震が起こり得ます。

長野県でも特に地震対策を更に進めなければならないと考えます。


「高烏谷ハイキング」開催

28,5,3たかずやハイキング5月3日(火)に、新緑が映える山道を歩く「高烏谷区民ハイキング」が開催され参加しました。

高烏谷山(たかずやさん)は、伊那市富県と駒ケ根市にまたがる標高1331mの山です。

このイベントは、富県地区の人々が高烏谷山の山頂を目指して、ゆっくりと歩くものです。

参加者は最寄りの公民館などに集合し、地区ごとに集団で歩き始めます。

今回で49回目の開催となりましたが、子どもからお年寄りまで幅広い年代の人々が参加します。

歩き始めてから2~3時間で山頂近くの「つが平」に到着し、ここで参加者全員(600人ほど)が集まって交流会を開催します。(写真:つが平であいさつ)

私の家からは、四季折々の高烏谷山の美しい姿を見ることができます。

自宅から片道3時間ほどで登ることができ、ハイキングには適当な距離であり私も時々歩きます。

山頂からは中央アルプスと南アルプスを見ることができ、眼下には伊那谷の大パノラマも見ることができることから、眺望の良いスポットとして有名です。

車で山頂近くまで行くこともできますので、是非訪れて欲しい場所です。


身体障害者福祉協会総会が開催

28,4,30身障者福祉協会定期大会4月30日(土)に、伊那市福祉まちづくりセンターで伊那市身体障害者福祉協会の定期総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

当協会は伊那市の合併に合わせて設立され、今回が11回目の総会となりました。

会員数は900名弱で、会員相互の交流、福祉有償運送事業、障害者スポーツの振興、各種福祉事業への参加などを行っています。

特に、福祉有償運送事業は重点事業で、多くの障害のある皆さんから大変喜ばれています。

身体障害者の福祉向上のためには、取り組むべき課題が多いと 私は考えています。

その一つとして、伊那養護学校の施設整備をあげることができます。

校舎は昭和56年に改築されてから35年が経過し、トイレも順次改修されてきていますが、いまだに未改修の箇所もあります。

子供たちには様々な障害があるため、全てのトイレを使用しやすいものへ改善する必要があります。

障害のある子供たちのために、県内各地にある学校や施設の更なる整備を、進めていかなければならないと考えます。