宮城県気仙沼市を訪問  

28,5,9気仙沼市役所:赤川副市長5月9日(月)から11日(水)まで、東日本大震災からの復旧・復興状況を調査するため、宮城県気仙沼市を訪問しました。

伊那市から気仙沼市までは、電車を乗り継いで8時間余りかかります。

私は、震災後に伊那市の副市長として平成24年・平成25年と2回にわたり気仙沼市を訪問しましたので、今回が3回目の訪問となりました。

伊那市では、全国市長会からの要請により、昨年度まで気仙沼市に4名の職員を派遣し支援してきました。

これまでの2回の訪問時には、伊那市からの派遣職員への激励や気仙沼市長等との意見交換、被災地調査を行いました。

今回は、前回訪問時以降の復旧・復興の状況や今後の課題などを調査するために訪問しました。

9日は、気仙沼市役所を訪問し、赤川副市長から復旧・復興の状況をお聞きすることができました。(写真は赤川副市長)

震災により、市では津波による人的被害をはじめ、漁港や家屋・商店街などが壊滅的な被害を受けました。

被災後5年が経過する中で、災害公営住宅の建設や漁港、水産加工団地、下水道処理場などの整備は進んでいますが、市街地での区画整理や集団移転などはこれからといった状況です。

これまでの大地震や今回の熊本地震を見ても、いつどこでも大地震が起こり得ます。

長野県でも特に地震対策を更に進めなければならないと考えます。