月別アーカイブ: 2022年3月

2月県議会で一般質問(3)

Ⅰ 高校改革・高校再編について(3)

1 「伊那新校」について(3)

(2) 伊那新校の校地について

・ 校舎や屋内運動場、グラウンド、職員駐車場等の施設の最適な配置を行うことも考慮すると、伊那北高校の現状の敷地面積では不足する。

Q1 伊那新校の校地については「再編実施計画懇話会」の「校地検討部会」において検討され、最終的に「伊那北高校の校地とすることが望ましい」との結論が出された。「伊那新校」の校地選定に係る検討内容等は、具体的にどのようなものであったのか?

A1(教育次長)

「校地検討部会」では、校地を選定する際の判断基準として、敷地・校地の広さや駅からの距離、地域との交流の利便性など、校地選定に係る検討項目を具体的に挙げて、それに基づいて最終的な校地の決定については県教育委員会に委ねるという方針をまとめ、懇話会で確認された。県教育委員会では、この校地選定に係る検討項目に基づき両校の校地を比較検討し、その結果を懇話会にて報告した。

Q2 これからの高校における望ましい施設のあり方を考慮すると、教室等の面積を増やす必要があり、再編に係る新校の建築面積は現状より増加させる必要が生じる。 新校における施設等の最適な配置を行う上でも、伊那新校の校地となる伊那北高校の敷地は、拡張する必要があると考えるが如何か?

A2(教育次長)

これからの高校における望ましい施設のあり方として、教室の面積を増やす必要がある一方で、従来廊下と捉えていた空間などをグループワークやクラスを越えた学習の発表など、探究的な学びに使える多用途でフレキシブルな空間に転換することにより、全体の面積を調整することが可能である。こうした観点も踏まえ、新校建設のための整備計画策定の中で総合的に検討する。

(3) 校名について

・ 私は、県立高校に関しては名前を聞いただけで、どこに所在しているのか想像できるように、地域の名称を使うとともに、シンプルな名称が望ましいと考える。

Q 再編に係る新校の名称は、再編実施計画懇話会が検討するには負担が大きいため、県教委において名称の検討組織を設置して検討することを提案するが、如何か?

A(教育長)

現在進めている高校再編については、地域の様々な方々が参加している「再編実施計画懇話会」において意見交換をすることが最適であると考える。校名の検討組織は、選考の観点や方法等を含め、まずは懇話会で具体的な検討を行い、最終的に県教育委員会において決定する。


2月県議会で一般質問(2)

Ⅰ 高校改革・高校再編について(その2)

1 「伊那新校」について(その2)

Q3 県教委として、「伊那新校」はどのような高校を目指すのか、またどのような生徒の育成を目指す方針か?

A3(教育長)

「再編実施計画懇話会」での意見交換を踏まえ、「伊那新校」には普通科の他に、高度な探究によって、卓越した学びを実現する特色学科を設置する予定。

新校の学校像は、大学や研究機関、地元企業、自治体などと協働した学びにより、自らの可能性を切り開き夢の実現に果敢に挑戦する高校を目指す。

生徒の育成方針は、探究を核とした学びを通して自己実現と社会貢献を目指す生徒の育成、他者との協働を通して多様な価値観を共有し人間性を育むこと、また自主的な活動や創造的な活動を通して主体性を持つ生徒の育成を目指す。

Q4 現在の伊那北高校の校舎等は老朽化していることから、「伊那新校」の校舎等は全面的に新設すべきと考えるが如何か?

A4(教育長)

伊那北高校の校舎は築60年を超える古い建物がある一方、築35年程度の建物もあり、敷地内に新旧の校舎が混在している状況。「伊那新校」の施設については、各校舎等の状況を考慮するとともに、必要となる機能やその配置を含めて、外部アドバイザーの意見を取り入れながら、生徒の学びを実現するために最適な整備計画を検討していく。


2月県議会で一般質問(1)

2月25日(金)に、知事等に対して一般質問を行いました。

主な内容について、6回に分けて報告します。今回は、高校改革・高校再編と企業誘致・産業人材の育成についてです。

 

Ⅰ 高校改革・高校再編について(その1)

1 「伊那新校」について(その1)

(1) 「伊那新校」について

・ 伊那新校として統合する伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校は、共に100年余の歴史を有する地域の中核校であることからも、両校の歴史や伝統を生かしながら、次の100年に向けて輝き続ける高校を目指して、スタートすることが期待されている。

Q1 「伊那新校」の開校時期は2028年度とされているが、これに至る今後のスケジュール(募集定員や学科名など基本的事項の決定時期、基本設計・実施設計・工事期間等)をどのように想定しているのか?

A1(教育長)

「伊那新校」の募集定員は、開校前年度の令和9年度に正式に決定する。学科等の名称については、今後の教育課程の変遷に合わせて検討していく事項であり、開校前年度の令和9年度までに決定する。施設整備の期間については、基本計画、基本設計、実施設計の設計関連業務に概ね3年間、工事関連業務に概ね3年程度と想定している。

Q2 「伊那新校」の募集学級数は8学級とされているが、上伊那地域では地域外に高校生が流出している状況の中で、現在の両校を合わせた12学級から4学級減らすことにより、流出が更に進むことが憂慮される。新校の学級数については、地域や高校生が納得できるものとなるよう、慎重に検討すべきと考えるが?

A2(教育長)

令和10年度開校予定の「伊那新校」の募集学級数は、今後の上伊那地域の中学校卒業予定者数の減少などを考慮し、現時点では8学級程度を想定している。旧第8通学区は、「伊那新校」をはじめ専門学科高校の再編や総合学科高校の新設など、新しい魅力ある高校配置を進めていることから、「伊那新校」の募集学級数については入学希望者の動向などを総合的に判断し、募集定員に合わせて慎重に検討していく。