月別アーカイブ: 2019年9月

かかしが見える農村風景

8月の晴れたある日、自宅から富県桜井方面へウォーキングに出かけました。

途中市道沿いにかかしが並ぶ花畑が出現し、しばらく歩みを休めてのどかな風景を楽しみました。

花畑には700本の百日草が植えられ、色とりどりの美しい姿を見せてくれました。

これは「桜井自然環境を守る会」の取組によるもので、6年目になるそうです。

かかしは、地元の女性の手作りによるもので15体が並び、かかしは花を眺めているようにも見えます。

かかしの衣装はカラフルで、百日草の色にもマッチしています。

畑の周りは黄金色の田んぼが広がっており、何とも美しい風景です。

「煽り運転」が社会問題になっていますが、こうした美しい沿道があれば、イライラしたりする感情も沸いてこないのではないかと思います。

 


敬老会が開催

 

9月1日(日)に、伊那市富県新山・北新区(ほくしんく)の敬老会が開催され、地元県会議員として出席しました。

記念写真撮影、開式行事の後、長寿を祝って地区の皆さんから演芸等が披露されました。

手話ダンスグループ「もえぎ会」(新山地区の皆さんが中心メンバー)では、日頃は福祉施設などで慰安活動を行っていますが、この日もダンスを披露していただきました(写真)。

県には「手話条例」があり、手話を普及していくことになりますが、「もえぎ会」の皆さんは大変素晴らしい活動をしていただいていると思います。

私は祝辞の中で、

「皆さんの長きにわたる努力があって、今日の北新区の存在がある。新山地区は、地域活性化や移住対策などで成果をあげ、県や国からも注目されているが、これは皆さんの努力の賜物。

今年隣接地で稼働を開始した上伊那広域連合の「クリーンセンター」は、地区のご理解をいただく中で建設ができた。私は伊那市の副市長として、また上伊那広域連合の助役として建設に関する協議に当たったが、建設の理解を得られたことはありがたかった。

協議の中で要望として出された市道東部線の改良については、長年の懸案事項であったが、この度工事に着工することになったことは喜ばしい。」と述べました。

 


議会委員会の調査を実施(3)

 

8月29日(木)、30日(金)に議会総務企画警察委員会の中南信地域の県現地機関の調査を実施しましたので、主な内容を3回に分けて報告します。

 

5 上伊那地域振興局

・ 豚コレラ対策への対応が急務となっていますが、これに係る職員体制が不足していないか、対応が十分に行われているか等、委員から質問が出されました。

 

6 伊那警察署(写真)

・ 施設の老朽化と業務スペースの不足、駐車場スペースの不足が課題となっています。

・ 施設は昭和52年に建設されましたが、いつどのように改築されるのか明らかにされていません。

・ この施設に隣接して旧上伊那農業高校定時制の敷地と建物がありますが、今年4月からこの敷地と建物の管理が県教育委員会(高校教育課)から県警察本部(伊那警察署)に移管されています。

・ 来年度には建物が取り壊され、当面は警察署の駐車場として利用されます。

 

7 松本空港管理事務所(写真)

・ 松本空港は昭和40年に開港し、当初は松本・大阪間を臨時運航していましたが、その後季節便に移行して順次運航期間が延長され、昭和57年から通年運航となり、昭和60年からは通年複数便運航となりました。平成6年には滑走路を2千mに拡張し、小型ジェット機が就航できるようになりました。

・ 空港の利用者数は平成21年まで減少を続けましたが、以降増加傾向になり現在は14万人程度、利用率は約7割となっています。

・ 国際チャーター便は近年韓国行きが多い状況でしたが、ここにきて日韓問題が生じてチャーター便の就航の目途が立っていません(今年度は韓国へ42便を計画)。

・ 近年は繁忙期の慢性的な駐車場不足が課題となっていたため、本年度末の完成を目指して拡張工事が行われています。

・ 国際便専用のターミナルビルがなく、入国手続きなどに支障を来しているため、現在ビルの建設について検討が始まっています。