月別アーカイブ: 2017年5月

県防災ヘリと消防隊員派遣

 

        上伊那広域消防本部庁舎

3月初めに県消防防災ヘリコプターが松本市の山中に墜落し、ヘリは大破し搭乗していた9人全員が死亡しました。

このため、県では緊急時には県警ヘリや近隣都県の消防防災ヘリ、消防庁や自衛隊ヘリの出動を要請しています。

このゴールデンウィーク中は、山林火災や山岳遭難の救助でヘリの応援を4回にわたり受けています。

県や県内の消防本部では、できるだけ応援を受けずに済むように、山林火災の防止のための予防活動を続けていますが、飯田市で大火が発生するなど予防活動の効果が出ていないのが実態です。

ヘリの応援を要請する場合、関係機関との連絡調整や現地調査などヘリの業務を支援する後方支援部隊が必要であるため、その部隊員として県内消防本部の消防隊員を派遣してもらっています。

県では現在6名の派遣を受けており、上伊那広域消防本部(上伊那広域連合が設置)でも1名の隊員を派遣しています。

上伊那広域消防本部は、消防力の増強を目指して平成27年4月に伊那消防組合消防本部(4市町村で構成)と伊南行政組合消防本部(4市町村で構成)が統合して発足しました。

私は上伊那広域連合と伊那消防組合の助役として、平成26年12月まで統合の調整作業や新本部庁舎の建設に関わりました(写真は本部庁舎)。

この統合により消防組織が充実し、今回の隊員の派遣が可能となったものですが、統合の効果がこうした場面にも出ており、統合に関わった者として嬉しく思います。


首相官邸を訪問

5月9日(火)から10日(水)まで上京し、長野県の機関などを訪問して国政や県政などについて情報交換を行いました。その内容を2回に分けて報告します。

第2回目は、5月10日(水)の内容です。

○ 首相官邸

首相官邸の内閣参与室を訪ね、飯島勲参与(特命担当)と国政や県政などについて懇談しました(写真)。

飯島参与は、お父さんの出身地が伊那市であることから、現在は伊那市のふるさと大使を委嘱されています。

お父さんは、私の住んでいる伊那市東春近地区のお生まれです。

私が伊那市の副市長の時に、ふるさと大使への就任をお願いした経過があり、それ以来大変お世話になっています。

小泉元首相の政策秘書を長く務められ、内閣総理大臣秘書官も務められました。

たぐい稀な能力から、現在は内閣官房参与として活躍されています。

飯島参与は、天下国家のことは勿論、ふるさと長野県をはじめ地方の発展のことを常に考えておられます。

幅広い人脈があり、国政に大きな影響力をお持ちです。

飯島参与は、県の県政参与も委嘱されていますが、県政の諸問題に深く関わっていただいており、大変ありがたいことです。


県東京事務所を訪問

5月9日(火)から10日(水)まで上京し、長野県の機関などを訪問して国政や県政などについて情報交換を行いました。その内容を2回に分けて報告します。

今回は、5月9日(火)の内容です。

1 長野県東京事務所

吉沢所長と情報交換を行いました(写真)。吉沢所長はこの4月に県観光部長から異動しました。

県では特に観光振興に力を入れていますが、県総合活動拠点施設の「銀座NAGANO」を活用して、効果的な情報発信をしています。

「銀座NAGANO」の人気は高く、県内の市町村などのイベントも頻繁に行われ、観光情報や移住・定住・就職情報などを積極的に提供しています。

吉沢所長には観光部長の経験も生かして、産業振興や観光振興、行政情報の受発信などに努めていただきたいと思います。

2 長野県選出国会議員事務所

吉田参議院議員、宮下衆議院議員、宮島参議院議員の議員会館の事務所を訪問し、議員や秘書と情報交換を行いました。

宮島事務所では、議員と県の医療問題(医師不足や病床数の確保)などについて、意見交換をすることができました。宮島議員は県立病院の臨床検査の現場や副院長も経験し、医療問題に詳しい方です。