月別アーカイブ: 2017年5月

上伊那行政連絡会を開催

5月15日(月)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の意見交換の場として、上伊那行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明がありました。

また、本年度は次期県総合5か年計画を策定する年度であり、現在計画の策定作業が進められていますが、計画の内「上伊那地域編」の「たたき台」について説明ありました。

私は2月議会定例会の一般質問で、次期総合計画の基本的な方向性などについて知事に質問しました。

また、計画の中の「地域編」については、リニアの時代の到来を見据えて、上伊那地域の特性を踏まえた地域振興策を盛り込むよう提案しました。

当日地域振興局から示された「たたき台」について、私は他の地域と異なる上伊那らしい施策も取り上げることや、更に深掘りした内容にすべきと提案しました。

今回の会議は毎年度開催されていますが、非常に有意義な意見交換ができていますので、今後も継続して開催すべきと考えます。


禁煙友愛会の総会に出席

5月15日(月)に、伊那市内で「日本禁煙友愛会」伊那支部の総会が開催され、地元県会議員として出席しました(写真は支部長代行のあいさつ)。

友愛会は、昭和30年に伊那市小沢の故小坂精尊氏が、禁煙の輪を広げることが健康の維持に有効と考え設立したもので、国内で初めての取り組みと言われています。

そのため伊那市は、禁煙活動の発祥の地として有名です。

私は昨年9月の県議会定例会の一般質問で 喫煙の問題を取り上げました。

その中で特に問題にしたのは、受動喫煙の防止についてです。

受動喫煙が原因で死亡する人は年間1万5千人にものぼり、交通事故死者数の4倍にもなっており、極めて深刻な事態です。

現在政府では受動喫煙を防止するため、喫煙の規制を強化に向けた法律制定を目指していますが、国会議員の中にこれに反対する人が多く、いつ法律が制定されるか不透明です。

私は、特に若年者の受動喫煙は避けるべきと考えています。

公立学校の敷地内を禁煙にしている学校の割合が、長野県は全国最下位です。

この状況は大きな問題だと思います。

早期に法律が制定され、県内の全ての学校で敷地内禁煙が実施されることを望みます。


吉田参議院議員の国政報告会に参加

5月13日(土)に、飯田市で吉田博美参議院議員の国政報告会が開催され、地元県会議員として参加しました。

吉田議員は現在3期目で、自民党参議院幹事長の要職にあります。

参議院議員の前は長野県議会議員を5期務められ、議長も歴任されました。

参議院幹事長の職は大臣クラス以上とも言われており、安倍首相とも頻繁に意見交換をする立場にありますし、議案や予算などへの影響力が大きいと思います。

国政報告会の中で吉田議員は、国政の現状や議員としての心構えなどについて、分かりやすくお話されました。

その中で特に私が興味を持ったことは、次のとおりです。

1 安倍首相に対しては、ほとんどの国会議員はいいことばかり伝え、事実が首相に伝わらないため、首相は裸の王様になってしまう。そこで、事実や辛口の内容を伝えるようにしている。

2 常に他人や他の党の立場に配慮しなければならない。

3 「人の悪を言わず、己の善を語らず。」という言葉を大切にしている。

こうしたことは、容易には実行できるものではありませんが、政治家として、また人として大切なことであり、私はそうした姿勢を真似ていきたいと思います。