6月議会一般質問(その2(廃棄物処理施設交付金))

28,6、23:一般質問:2:廃棄物国交付金6月県議会の一般質問があり、私は6月23日(木)に知事等に対して質問を行いました。

その概要について、4回に分けて報告します。今回は2回目です。

○ 一般廃棄物処理施設に係る国の交付金について

・ 一般廃棄物処理施設(ごみ焼却施設)の建設には巨額の費用を要するため、国の「循環型社会形成推進交付金」を得て、初めて事業実施が可能となっている。

・ これまで毎年度、交付金の内示額が要望額に対して不足してきた。その後  国の補正予算が組まれ、何とか要望額を満たしている。

・ 内示額に不足が生じると、長い年月をかけて建設に係る地元同意を得て、ようやく建設に着手する段階に至りながら、建設スケジュールを遅らせ、新たな地元との調整や計画の変更等を迫られるだけに留まらず、事業の実施に重大な影響を及ぼすことも考えられる。

・ 内示不足額を毎年度補正予算に頼るのは、今後の事業主体の財政計画を不安定なものにするため、基本的には国が当初予算において、必要額を確保する必要があると考える。

Q:国の交付金について、毎年度補正予算に頼らなければ必要額を確保できない状況をどう見ているのか?

A(知事):交付金は必要な予算額が充分確保されていないし、本来の交付金のあるべき姿とはかけ離れている。

今後さらに必要額の増大が見込まれることを勘案すると、極力当初予算でしっかりと措置をしてもらい、市町村が安心して円滑に事業執行できる環境を作っていくことが重要。

引き続き関係する市町村と協力しながら長野県としても先頭に立って国に対して働きかけを行っていく。