11月議会で一般質問(3)

2 「若い女性に選ばれる県づくり」について(その2)

Q2 総合計画審議会の次期総合計画の答申では、基本目標を実現するために、特に「女性・若者から選ばれる」施策については、具体的なアクションを明示するよう求めている。具体的なアクションの参考例として、「女性・若者・子育て世代の移住を促進する」ことがあげられている。私は、移住の促進より先に、女性・若者の県外への流出の抑止や県内での定住を促進する施策に、優先的に取り組むべきと考えるが?

A2(企画振興部長)

「新時代創造プロジェクト」として、「女性・若者から選ばれる県づくり」を一つのプロジェクトとして掲げ、具体的なアクションについて現在検討を進めている。このプロジェクトでは、県外からの移住全般を広く勧めるというよりも、県外への流出防止や一旦進学等で県外に転出した方々の県内へのUターン促進に向けた取り組みなどを、優先して盛り込みたい。

 

3 「女性が輝く社会づくり」について

Q1 現行の総合計画には、5つの重点施策の一つとして「女性が輝く社会づくり」が掲げられているが、「男女の固定的な意識や慣習を変えていく施策」については記述されていない。次期総合計画には、こうした施策を掲げることを提案するが?

A1(知事)

ご指摘のとおりであり、しっかり計画に位置付ける。課題を広く県民と共有し、仕事と家庭の両立支援、子育て家庭の財政的・経済的負担の軽減にも取り組んでいく。男女の固定的な意識や慣習は、様々な取組のベースになる話であり、しっかり総合計画に位置付けていく。

 

Q2 「女性が輝く社会づくり」を実現するには、部局横断的に女性政策を推進する必要がある。女性政策を各部局と連携して総合的に推進する組織として、現在の「こども若者局」を「こども若者・女性局」とするか、新たに「女性局」を設置することを提案するが?

A2(知事)

「女性が輝く社会づくり」は、私もリーダーシップを発揮しながら各部局とともに進めていく。組織については全体の在り方と関係しているため、今後の検討課題とする。