予算勉強会を開催

2月7日(水)・8日(木)の2日間にわたり、県議会会派の予算勉強会を開催しました。

県議会2月定例会は14日(水)に召集されますが、これを前に議案である令和6年度予算案などについて勉強し、一般質問や委員会の審議に生かすために開催したものです。

16部局の課長から内容の説明を受けましたが、予算案に関する事業数は非常に多いため、全てを一気に理解することは難しいことです。

当初予算案は9,991兆円の規模で、前年度に比べて4%の減少となっています。これは、コロナ対策等が大幅に減少したためです。

これまでの議会一般質問の中で、私が取り上げてきた人口減少対策に関する事業が数多く計上されています。

また、一般質問で何度も取り上げてきた「女性に選ばれる県づくり」に関する事業も計上されています。

令和6年度の予算を見ても、一般質問でしっかり質問したり提案した施策については、予算に反映されることが明らかになったわけで、これからも政策提案を行っていきたいと思います。

私は、22日(木)から29日(木)まで行われる一般質問で質問を行うため、現在準備を進めています。

今回は、ヤングケアラーへの支援と保育の充実の2項目について取り上げます。


戸草ダム建設に関する県知事要望を実施

2月1日(木)に、三峰川総合開発事業促進期成同盟会、天竜川上流治水促進期成同盟会による戸草ダム建設に関する合同要望活動が県庁で行われ、同盟会の顧問として参加しました。

各同盟会長から知事代理の建設部長に対して要望書が渡され、県の見解を聞くとともに、参加者で意見交換を行いました。

要望事項は、

① 天竜川水系河川整備計画に「戸草ダムの建設」が盛り込まれるよう、県から国に要望すること

② ダム建設に当たっては、水力発電施設の併設を検討すること

③ 三峰川上流域の観光資源の活用を検討すること

④ 諏訪地域を含めた流域全体の連携調整を行うこと

です。

 

私は、次のような提言を行いました。

「私は過去2回にわたり議会一般質問を行い、知事からは「河川整備計画に基づき国に要望する」旨答弁があった。昨年12月に天竜川水系河川整備基本方針が変更になり、今後河川整備計画も変更される。2回の一般質問の後大きく状況が変化した。状況変化に対応して、県としてダム建設に向けてしっかり取り組んで欲しい。」


県道の支障木を伐採

道路の沿線にある木が大きくなり、枝が張って道路に覆いかぶさり、視界を悪くなったり、場合によっては車の通行に支障を来している例が見受けられます。

また、降雪による除雪をした後に、沿道の木の枝に積もった雪が大量に道路に落下し、通行に影響が出ることがあります。

更に、沿道の木により日が当たらないために、除雪後の道路が乾燥しにくかったり、融雪後に道路が凍結するなど、通行が危険な場合もあります。

こうしたことを防ぐためには、沿道の林地や森や林の所有者が、木の枝が道路上に張り出さないように、木の伐採を行わなければなりません。

しかし、土地所有者による伐採はほとんど行われていないのが実態です。

このため、道路管理者が土地所有者の了解を得て、伐採を行わざるを得ません。

写真にある箇所は、県道伊那生田飯田線の東春近車屋地籍にある斜面林が、伊那建設事務所により伐採されたところです。

伐採により、視界が良くなり日当たりが良くなるなど、道路環境が改善されました。しかし、伐採箇所に隣接して竹林があり、交通難所として残されています。

この箇所は急坂であり幅員が狭く、高校生の通学路でもあることから、支障木(竹)の伐採を進める必要があります。

私は、これまでこの坂における改善策を建設事務所に要望して来ましたが、引き続き計画的に対策を行うよう要望活動を行います。