県道の支障木を伐採

道路の沿線にある木が大きくなり、枝が張って道路に覆いかぶさり、視界を悪くなったり、場合によっては車の通行に支障を来している例が見受けられます。

また、降雪による除雪をした後に、沿道の木の枝に積もった雪が大量に道路に落下し、通行に影響が出ることがあります。

更に、沿道の木により日が当たらないために、除雪後の道路が乾燥しにくかったり、融雪後に道路が凍結するなど、通行が危険な場合もあります。

こうしたことを防ぐためには、沿道の林地や森や林の所有者が、木の枝が道路上に張り出さないように、木の伐採を行わなければなりません。

しかし、土地所有者による伐採はほとんど行われていないのが実態です。

このため、道路管理者が土地所有者の了解を得て、伐採を行わざるを得ません。

写真にある箇所は、県道伊那生田飯田線の東春近車屋地籍にある斜面林が、伊那建設事務所により伐採されたところです。

伐採により、視界が良くなり日当たりが良くなるなど、道路環境が改善されました。しかし、伐採箇所に隣接して竹林があり、交通難所として残されています。

この箇所は急坂であり幅員が狭く、高校生の通学路でもあることから、支障木(竹)の伐採を進める必要があります。

私は、これまでこの坂における改善策を建設事務所に要望して来ましたが、引き続き計画的に対策を行うよう要望活動を行います。