月別アーカイブ: 2019年8月

「大清水川」治水砂防促進同盟会の総会

8月8日(木)に、南箕輪村で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。

この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が溢れ出たり護岸が浸食されることがあり、災害には弱い川です。

この川の特徴は、下流になるほど川幅が狭く、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に下流から整備を進めなければなりません。

普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられない大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。

河川整備と並行して、上流部の森林整備や砂防施設の整備も合わせて行う必要があります。

近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の上下流域にわたる防災対策を早急に進めなければなりません。

総会の席上、同盟会長から地元県会議員と伊那建設事務所長に事業促進に関する要望書が渡されました。

私は地元県会議員として、地域の安全安心のために活動していきます。


県道竜東線整備期成同盟会の総会

8月6日(火)に、「主要地方道・竜東線整備促進期成同盟会」(会長箕輪町長)の総会が箕輪町で開催され、同会の顧問として出席しました(写真は同盟会から要望書を渡される)。

この同盟会は、主要地方道(県道)である「伊那辰野停車場線」と「伊那生田飯田線」の改良整備を促進するため、沿線市町村で構成されています。

この2路線は、上伊那の竜東地域では唯一主要地方道に指定されている主要幹線道路ですが、交通量が多いにもかかわらず、幅が狭い個所や歩道が無い個所が多いため、早期に整備しなければなりません。

私は意見交換の中で、「竜東地域(天竜川の東の地域)は竜西地域に比べて道路整備が遅れており、計画的に整備を進める必要がある。特に竜東線は重要路線であり、早急に整備を進めなければならない。」と述べました。

同盟会では、今後構成市町村長全員が参加して県庁で要望活動を行います。私たち地元県会議員も同席します。

伊那市内の要望箇所として、伊那生田飯田線の伊那市東春近地籍(車屋区)があげられています。この箇所は高校生の通学路にもなっていますが、道路幅が狭く歩道もないため、大型車両とのすれ違い時には特に危険な状態です。

以前から地元地域から市に対して整備要望が出されていましたが、中々事業に着手されなかったため、今年から同盟会の重点整備個所として位置づけされました。

県道の整備に関する要望は県下各地で大変多く出されており、予算の制約もあって実現には困難が伴いますが、同盟会としてはしっかり活動して実現に結び付けることが重要です。

私は伊那市東春近地籍の要整備箇所について、同盟会の重点整備個所として位置づけることを主張してきましたが、今後も竜東線の整備促進に取り組んで行きます。


議会委員会の調査を実施(2)

7月29日(月)、30日(火)に議会総務企画警察委員会の東北信地域の県現地機関の調査を実施しましたので、主な内容を2回に分けて報告します。

4 元気づくり支援金事業(県補助事業)(小県郡青木村の公園整備を村が実施)

・ 青木村にある道の駅「あおき」に隣接して建設された「ふるさと公園あおき」で、住民参加により花いっぱい活動を実施しています(写真は公園内にあるヘリポート)。

・ 平成28年度から30年度の3か年補助を受けています。

・ この事業は、村が目指す「住民参加の村づくり」の一環としても位置づけられています。

5 長野市役所

・ 広域連携について市長等と意見交換を行いました(写真)。

・ 長野市は圏域内の3市・4町・2村と「長野地域連携中枢都市圏」を形成し、連携事業を実施しています。

・ 長野市が中心になり、様々な事業を長野市と事業実施自治体が個別協定を締結して事業を実施しています。各事業への参加は、各自治体の判断により行っています。

・ 主な事業としては、合同プロモーション事業・産業展示会事業、就職情報サイトによる就職支援事業、農業の担い手育成事業、保育の広域利用事業(病児・病後児保育)、公共交通利便性向上事業、移住・定住促進事業、消費生活相談業務広域連携事業などです。

・ どの事業も実施効果は大きく、他の圏域でも大いに参考になると思われます。