月別アーカイブ: 2016年8月

地方議員セミナーに参加

28,8,5議員研修7;東京8月5日(金)に、東京で地方議員セミナーが開催され、参加しました。

このセミナーは、民間研修機関が開催したもので、全国の都道府県・市町村から11名が参加しました。

今回のセミナーは、明治大学名誉教授(政治学)の中邨章氏を講師に、「地方議会人の挑戦」をテーマに行われました。

研修の中では、いかに「魅力ある地方議員」になるべきかを中心に学びました。

講師は、「現在首長と議会は2元代表制をとっているが、ほとんどの権限は首長にあり、実態は2元と言える状況にない。実質的な2元代表制とするためには、真の議会改革が必要である。そのためには、議会の権限を高めることが不可欠である。」と述べています。

また、「議案の審議を水面下で行うのではなく、議会は会議の中でしっかり審議し、その審議経過については、住民にわかりやすく説明すること。そうしたことが、住民の議会への信頼につながる。」と述べています。

そうしたことを実行する中で、首長を支える議会ではなく、首長から恐れられる議会へと改革を進めることができると思います。

私たち議員は、普段から幅広く勉強し、十分な議案等の審議ができるようにしていかなければならないと思います。


県治水砂防協会総会が開催

28,8,4県治水砂防協会総会

8月4日(木)に、長野市で県治水砂防協会総会が開催され、県議会危機管理建設委員会の副委員長として出席しました。

この会は、砂防事業の普及促進を図り、砂防に関する認識を一般に徹底することを目的に、治水砂防事業を行う市町村で構成されています。

長野県は、急峻な地形と脆弱な地質のところが多いため、土石流や地滑り、がけ崩れなどの危険個所が多く、過去において幾度となく土砂災害に見舞われて来ました。

また、深層崩壊や地震、火山活動に伴う大規模な災害は、地域に壊滅的な被害をもたらしてきました。

過去の災害発生時には、危険個所に砂防関係施設が整備されていたために、高齢者などの要援護者が暮らす施設が、災害から守られた例が多く見られます。

安全で安心な県土づくりのために、ハード・ソフトの両面から砂防事業を積極的に推進する必要があります。

私は、県議会担当委員会の副委員長として、また砂防事業が必要な伊那市の地元県会議員として、今後も活動していきます。


自治体議員セミナーに参加

28,8,2研修:東京
       講師と参加者の意見交換の様子

8月2日(火)に、東京で自治体議員セミナーが開催され、参加しました。

このセミナーは、出版社の第一法規出版㈱が開催したもので、定員30名で参加者を募ったものです。

全国各地の都道府県や市町村の議員が参加していました。

今回のセミナーは、龍谷大学政策学部教授(政治学)の土山希美枝氏を講師に、「議会の政策形成能力の高め方」をテーマに行われました。

 

研修の中では、質の高い「一般質問」のあり方を中心に学びました。

私たち議員の主な仕事は、行政のチェックや政策提言です。

これを実現するためには、議会での一般質問が最も重要な場面です。

質問をすることが目的ではなく、質問をすることにより、これを住民目線のより良い行政につなげていくことが目的です。

従って、一般質問には全精力をかけて行うことが求められており、周到な準備や調査が不可欠となります。

私は、議員就任以来全ての本会議で一般質問をしていますが、これからも今回の研修を生かして実のある一般質問をしていきます。