9月議会委員会で提案と質問(1)

10月5日に県議会県民文化委員会があり、提案や質問を行いました。

1 伊那文化会館について

・ 7月に委員会の県内調査で伊那文化会館を調査した折に、館長から要望が出された。県内には3つの県立文化会館があり、伊那以外の2つの会館にはリハーサル室がある。伊那にはリハーサル室ないため、出演者には不評であり、是非リハーサル室を設置して欲しいという要望であった。

Q 伊那文化会館にリハーサル室を設置することを、今後検討すべきではないか?

A これまで伊那文化会館では改修を含めて、大規模な投資をしてきた。予算的な問題もあるが、他県の状況等も見ながら検討していく。

2 ヤングケアラーについて

・ 県は県下8市町村と連携して、ヤングケアラーに対する支援事業に着手する。この事業は、市町村の支援員が家庭を訪問し、状況を把握したうえで、介護などの必要な支援を行うとしている。

Q1 今年度実施する8市町村以外についても、早急に調査すべきではないか?

A1 8市町村以外にも調査する意向の団体があり、来年度もこの事業は実施されるので、今後県下市町村で広く調査したい。

Q2 重要なことは、状況把握の結果を踏まえて、具体的に支援することにある。今後どのように対応するのか?

A2 調査の結果困っている子供に対しては、市町村や学校等と情報共有したうえで支援する。関係機関が役割分担し、家族の介護や通院等必要な支援を行う。

3 消費生活センターについて

Q 県の消費生活センターの再編の議論があるが、現在旧統一教会の霊感商法等が社会的問題になっている。今後、国・県・市町村の各レベルで相談等様々な対応が必要になると予想される。こうした中で、県がセンターの再編を行うことは不適当。再編ありきの議論をするのではなく、慎重に議論することを提案する。

A 貴重な提言として、受け止める。

4 幼稚園児の送迎バス放置死について

Q1 県として、事故を防ぐためにどのような対応をしているのか?

A1 送迎の状況点検を実施するよう国から通知があり、市町村や関係機関へ通知した。これにより現場では点検が行われている。

Q2 通知を出すだけでは不十分であり、実際に点検が行われたのか、県がチェックする必要がある。

A2 様々な機会を通じて、確実に点検されたのかチェックする。