県議会9月定例会で一般質問(5)(森林税)

9月28日(木)に、知事等に対する一般質問を行いました。

今回の一般質問では、農協改革と森林税の2つの問題を取り上げました。

質問の内容を5回に分けて報告します。

最終回は、森林税(森林税の継続及び制度の見直し)についてです。

Q 森林に関する防災対策を緊急かつ集中的に実施するためにも、「災害に強い健全な森林づくり」が急務であり、森林税を継続することを提案するが?

A(知事)

間伐により防災・減災のための森林整備を図っていくためにも、森林税を継続すべきと考える(酒井解説:知事に対して再質問し、11月議会定例会に継続のための条例案を議会に提出するよう提案しました。)

Q 防災・減災のため「松くい虫の被害木などの処理及び倒木の搬出」及び直根が伸びる「災害に強い森林整備」を事業に加えることを提案するが?(写真は長野道筑北PA付近の松枯れした森林)

A(知事)

提案の事業は、森林税を活用した事業として実施が可能である。

Q 事業の効果をあげるため、弾力的に運用できる制度となるよう抜本的に見直すべきと考えるが?

A(知事)

事業要件の緩和を考えている。間伐材の利活用を推進するために、搬出間伐を支援するような見直しをする。今後庁内推進組織などで事業成果の検証を行い、必要に応じた制度見直しを行う。