県議会決算特別委員会の調査を実施(その2)

21日には松本地域の機関で、松本保健福祉事務所、中信消費生活センター、中信労政事務所、野菜花き試験場、松塩水道用水管理事務所、犀川砂防事務所、消防防災航空センター、総合教育センター(写真)です。

総合教育センター内の生涯学習推進センターの事業について質疑しました。

【酒井】私は過去の議会一般質問で、少子化や人口減少対策について取り上げた。その原因の主なものに、若い女性の県外流出率が高いことを指摘した。これを解決するには、「女性に選ばれる県」を実現する必要がある。そのためには、固定的な男女の役割分担意識の解消、悪しき慣習の改善などを進める必要がある。長野県は「日本一の公民館活動」を自負しているが、公民館活動を通じて学びを進めることが適当である。私の質問に対して、教育長は生涯学習推進センターの事業を通じて公民館活動における学びを進めると回答した。答弁にあるような方針が、これまでに県教育委員会からセンターに伝えられているのか?

【職員】昨年度に、酒井委員の一般質問と教育長答弁を受けて、県生涯学習課からセンターに指示があった。令和5年度から具体的な活動を進めることにしている。

【酒井】これまでのところ、公民館活動においては全く動きが無いが、5年度から推進するとのことであり、前進が見られると思う。活動の推進を要望する。

※ 回答から分かったことは、県では公民館活動を通じた「女性に選ばれる県」を実現するための活動が皆無であったことです。対応が大変遅いが、今後に大いに期待します。